学歴と能力:承

【 Q2 】
 「目には見えない学力」(偏差値や成績としては表れない力)についてお聞きします。
 例えば、人の話を聞き取る力、自分の考えを話したり、書いたりする力、文章を読んで理解する力、更には競争心や忍耐、集中力、協調性、規律、組織、社会への順応性など。
 入学難易度の高い大学を卒業すると、得てしてこの力が高くなる傾向があります。
  「目には見えない学力」が高いがゆえに、企業社会で一定の成果・実績を残す傾向があるのだとも思います。
 しかし一方でそれは、自分の考えや思いを実現しようとするための野心やエネルギーを奪うことになりかねません。
 「目には見えない学力」の高い人が企業に入れば、上司や役員、経営者などの指示・命令に素直に従う傾向が強い様に思います。
 これも組織人として大切なことであるのだが、好ましいことばかりとは言えないのではないでしょうか?

【 A2 】
 「目に見えない学力」は、大変興味深いお話しです。
 残念ながら、自分の周りには、入学難易度の高い大学を卒業した人間が多くないので、具体的な体感値はありませんが・・・。
 
 今の学校教育は、知識詰め込み型かつ学校・教師からの指示命令型です。
 偏差値の高い高校、大学を卒業して就職を果たす若者は、ある意味、従順さに長けた人材であるし、裏を返せば学校は、「イエスマン量産システム」のようなもの。
 
 また、会社も経営者も、「イエスマンに成るな!」と言いながら、経営者にとっては「イエスマン」の方が心地良いし、枠をはみ出す社員の芽は、ついつい摘んでしまいがちです。
 但し、これからの変化の時代を生き抜く・勝ち抜くために必要なのは、枠に捉われない、自主・自立・自燃の意思とフロンティアスピリットを兼ね備えた人材でしょう。

 日本電産の永守社長が語っています。
 「そもそも、中小企業に高学歴の優秀な人材など来る筈が無い。
 草創期を支えた幹部連中も、低学歴ばかりで大した人材は居なかった。
 当時の、入社試験は名ばかりで、マラソンを最後まで走り続けた人間や、弁当を早く食べた順に採用しただけ。」

 「目には見えない学力」を有した人材は、敷かれたレールをトレースするには適しているけれど、自らレールを敷くことは難しいのかもしれません。       つづく
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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