風呂で垢を落とす

 KDDIの創設やJALの再建を成し遂げられた、京セラ名誉会長「稲盛和夫」氏が、雑誌「PRESIDENT」で次の言葉を語っています。

 「初めから高いモチベーションが保てるような仕事はありません。
 モチベーションが高まるよう、自分で努力する。」

 流石の至言です。
 但し、世の風潮からすると、モチベーションが低いのは仕事が合っていないか、会社・上司のせい、とする他責派の声が支配的。
 ここまで明快にバッサリと、「自己責任」にフォーカスできるのは、稲盛さんならではでしょう。

 自分も含め、中小企業の経営者がこんな台詞を吐こうものなら、社員から総反発をくらい、ブログやSNSは炎上します。
 やはり主張は、「何を言うか」よりも「誰が言うか」が問題です。

 情報化社会の世の中とはいえ、人間ひとりの情報量は限られています。
 短い経験や、家族や気の合う仲間の意見によって、狭い領域の中で当たり前の価値観が構築される訳です。
 善悪や是非は別として、その価値観にそぐわない意見には反発したくなるのも人情。
 社長や上司からの指示命令であれば尚更です。

 先日の中小企業家同友会例会で、「フェローシステム」の三好社長が言われていました。
 「会社の中で、社長が幾ら注意しても改まらない。
 社員が自らの意思で同友会に出てきて、同じテーブルを囲む経営者の方々の意見を聴くことで学び、成長する。」

 例え同じ内容でも、社長から言われるのと、社外の経営者から聞く言葉は意味が違います。
 表向き「はい」と返事して判ったふりをしながら、「またその話か」と心でつぶやいているかもしれません。
 それが他社の経営者の言葉であれば、客観的な意見として受け止めることができます。

 定期的に同友会に参加し、自我やこだわりを捨て、謙虚に冷静に学びの耳を傾ける。
 風呂で垢を洗い落とす様に・・・。
 それが学びです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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