変化に適応する企業

 愛媛県中小企業家同友会松山支部三月例会は、報告者インフルエンザのため急遽登壇された㈱フェローシステムの三好大助社長。
 テーマは「大好きな社員さんを守るための事業戦略とは」。

 松山工業高校卒業 → 海上自衛隊入隊 → 訪問販売営業 → 地元商社と職を転々とした後、親友を共同経営者として起業するも僅か半年で挫折。
 「会社を失い、親友を失い、手元に残ったのは借金だけ。」
 三好社長は自虐的に振り返られます。

 その後、横浜のITベンチャー企業に就職し、プログラマーという天職に巡り合うのです。
 ところが、バブル崩壊の余波を受け、事業所閉鎖。
 20余名の社員は路頭に迷います。

 「会社も社員も辛いが、一番困るのは御客様」
 クライアント大手企業から、「継承してくれれば仕事を出す」との持ちかけを受けて決断。
 声掛けした同志5名と共に、「フェローシステム」を起業します。

 安定した受注を背景とした、右肩上がりの成長に乗じて、社員の積極雇用を進め、20数名規模まで拡大。
 しかし、好事魔多しの諺通り、ここでも激震に苛まれます。
 全受注の95%を占める大手クライアントの業績悪化に伴い、仕事が激減。
 半数にも及ぶ社員の解雇を余儀なくされるのです。

 「この時が最大の危機であり、汚点であり、転機」
 
 マンモス(大物)狙いから、猪狙いへ。
 狩猟型から、農耕型へ。
 フロー型ビジネスから、ストック型ビジネスへ。

 過去の経験を踏まえ、今や幾つもの柱を持つダイバーシティ企業へと進化されています。
 その歩みはまさに、今回の報告のサブタイトルにある通りです。
 「強くなくてもいい、賢くなくてもいい、
 生き残るのは変化に適応できる企業である。」
 
 「社員を日本一幸せにする」という三好社長の熱い想いを投影した、社内の仕組み、仕掛けについては後日まとめることとします。
 波瀾万丈の経歴は他人事とも思えない部分もあり、私にとって今回のピンチヒッターは、まさにチャンスヒッターでした。
 三好社長、ありがとうございます。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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