人が遊ぶ=最大のコスト

 以前の会社で有った実話です。
 当初、名刺は外注していました。

 100枚ひと箱単価は、1,000~2,000円程度でしょう。 
 印刷会社にとって、それほど儲けになる仕事ではありません。
 むしろ、企業にアプローチするためのサービス商品的なものです。

 ある日、総務部から、名刺作成を内製化する改善案が出され、即採用されました。
 機械と原紙だけがコストなので、低廉に印刷できる筈。
 ところが、暫く経った後、再び総務部から、外注に切り替える改善案が出されます。
 内容はと言うと・・・。

 『総務の人員が、各部門から発注を受けて印刷する時間と発送作業を行う時間とを人件費に換算すると、100枚当たりの単価は外注費を上回ってしまう。
 外注にすれば、印刷会社が直接発注を受け、直接発送してくれるため安上がりになる。』

 一見、ごもっともな意見。
 しかし、ここに大きな落とし穴があります。

 名刺発注をアウトソーシングすることによって、総務部員の残業時間が少なくなって、人件費コストが下がる。
 もしくは、空いた時間を全社員営業に費やすことによって受注が増え、今まで以上に生産性が上がる。
 このように、「その後の穴」が埋められれば大いに結構です。

 ところが、「その後の穴」が空いたまま、総務部員がぶらぶらされたのでは堪りません。
 システム導入時も、同じ観点が要ります。
 高速入力=楽々入力
 それによって人が減員できるか、もしくはそれ以外の生産性を高められるか。

 人が遊ぶ=最大のコストです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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