八日目の蝉

 永作博美さん主演、「八日目の蝉」を観ました。
 以下、ネタばれのあらすじです。

【 あらすじ 】
 女は愛人として、待望の子を授かった。
 しかし、男は堕胎を強要。
 二度と子供の産めない身体になってしまう。
 
 一方、男と正妻との間に生まれる女児。
 女児を一目見ようと家を訪ねた際、衝動的に連れ去り、4年間に及ぶ背徳の逃亡生活が始まる。
 
 流れ流れて行きついた離島での、ささやかで平和なひと時。
 そんな生活の一部を切り取った一枚の写真が、偶然にも全国紙で入選を果たし、存在は世間に知れてしまう。

 逃げ出そうとする親子の元に忍び寄る捜査の手。
 逮捕、離別、裁判、そして・・・。

 ・ 育ての親への想いを引き摺り、産みの親に対して心開くことができない娘
 ・ 失われた時間を取り戻そうとするも、思うに任せず、恨みと怒りに泣く実母
 ・ 罪を償った後も、娘と暮らした4年の日々に感謝し、命の残り火を燃やす女
 
 女の目線で描かれるこのドラマは、犯罪者=「悪」という原理原則を超越し、不条理な同情と共感に浸る。
 誰も味方できない、誰も敵対視できない。
 切ない、実に切ない作品でした。

 何日か経過しても物語の余韻が残り、ヴァーチャルとリアリティの狭間に漂う・・・。
 脚本家の末席を汚す者として、いつかはこんな影響力のある作品を、舞台で表現したいものです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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