異常値を見抜く眼力

 松山市は例年、降雨量が少ないと、水不足に陥ります。
 平成6年は未曾有の渇水で、長期間に渡って断水を余儀なくされました。
 節水を喚起する意味合いから、水道料は、沢山使えば使うほど割高になるように設計されています。

 1~10㎥ = 38円/㎥
 11~20㎥ = 159円/㎥
 20~30㎥ = 237円/㎥

 集合住宅の場合、入居数が変動します。
 一戸当たりの水道料を少なく抑えるには、戸数が多い方が有利です。

 反面、一戸毎基本料金771円がかかるため、必ずしも多ければ良い訳でもありません。 
 従って、水道料を適正に処理するためには、入居者の出入りに応じ、戸数変更手続きが必要です。
 
 過去、我が社にリプレイスされた某物件は、他社がこの手続きを怠り、年間数十万円もの損失を計上していました。
 これ以外にも、逆ザヤとなる要素は幾つかあります。
 特に、途中から下水道につなぎ込んだ場合、水道料+下水道使用料で約二倍になる点が見落とされがちです。

1. 浄化槽から下水道に代わったにも関わらず、子メーター検針入居者請求の計算式が以前のまま
2. 下水道につないだにも関わらず、定額(使い放題)料金が以前のまま
3. 単身二戸の壁を打ち抜き、ファミリー物件にして、戸数が半分になったにも関わらず戸数変更されてない
4. 現状は50%程度の稼働率しかないにも関わらず、申請は満室のまま
5. 下水道のファミリー物件であるにも関わらず、定額3,500円使い放題
6. 前回に比べて水道料が跳ね上がったので調査すると、工事の際のトイレの水が流しっぱなしだった・・・ 

 それぞれ実際に、過去あったケースです。
 月々のトレンドを注視し、明らかな異常値があれば、その原因を追求する。
 その異常値を、敏感に見抜くことのできる人材であって欲しいと思います。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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