既得権益排除の大鉈

 昨今マスコミを騒がしている「政治とカネ」の問題について、持論を述べたいと思います。
 これは、国政だけに特定しません。
 非営利法人でも、一般社団法人でも、公益社団法人でも、あらゆる組織に共通します。

 まずもって、行き過ぎた役得的な利権や利得は、組織腐敗の第一歩です。
 国会議員の平均報酬は、世界的に見ると1000万円。
 日本はというと、倍以上です。
 
 タレントに転身された元小泉チルドレンの杉村太蔵氏がかつて語った様に、一般庶民の感覚とはかけ離れています。
 政治家のお付き合いの慣習や、選挙制度の実情も含め、お金がかかり過ぎる点も問題でしょう。

 さて、自分の知る業界団体は、基本的に固定報酬ゼロ、会議等に出席した際の日当・交通費に限られます。
 それでも、本業における稼ぎの覚束無い零細業者にとってみますと、なかなか魅力的だったりします。
 
 仮に、そうした些細な経済的恩恵に魅かれる人が、議場を席捲したとしたらどうでしょう。
 業界の発展や未来のあるべき姿を論じることなど、凡(おおよ)そ期待できません。
 
 私利私欲が先行する低レベルの論議に貴重な時間が費やされることで、志と良心を持った一部の人達は嫌気がさし、徐々に距離を置くようになります。
 そうなると、益々市場や世論と逆行し、更に溝が深まってしまうのは自明の理です。

 本来は、選挙における「清き一票」が、そうした悪しき流れに歯止めをかける役割を担っています。
 しかし、最も恐れるべきは、この世論の無関心・不感症化。
 「どうせ変わらない」 「誰がやっても一緒」 
 こうなると、腐敗は止まらないでしょう。

 裏を返せば、利権や利得を排除し、「議員はボランティア」という位置付けを明確にすれば、真に志を持った人達に未来を委ねることができます。
 報酬削減、議員数削減、定年制・・・。
 痛みを伴う既得権益排除の大鉈(なた)は、いつかどこかで誰かが振るわなければなりません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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