経営者を育成する方法

 日本電産「永守重信」社長著「人を動かす人になれ!」の中で、経営者の育成について語られています。 
 
 出張で全国を飛び回る永守社長が、自宅に戻れるのは四分の一だけ。
 換言すれば、残りの四分の三空けたとしても、会社を任せ得る人材が居るということです。
 会社の理念や方針をしっかり理解し、自らの役割をしっかりと果たせる片腕を育てるのは容易ではありません。

 「これは今私が、再建会社で熱っぽく語っているのとまったく同じ話を、20年以上に渡って言い続けてきたことが最大の理由だが、ただそれだけでは経営者は育たない。
 同じ話を繰り返し聴かせるだけで、経営者が育つのであれば、テープレコーダーが経営者を育てる天才ということになる。」

 自分は、こうした拙文を5年近く飽きもせず、毎日毎日綴ってきました。
 読まれている方もお気付きの通り、同じ様な話ばかり。
 店長会でも、同質の話を繰り返しています。

 「これだけ言い続けているのに・・・」と虚しさを覚えることも多々ありますが、永守社長の言われる通り、それだけでは人は育ちません。

 「経営は理屈では無い。
 まず理屈から入らなければならないのは確かだが、実践の伴わない理屈はそれこそ空理空論に終わる。
 そこで私は、入社十年目ぐらいの『これぞ』と感じた社員に実践させるのである。
 具体的には子会社の経営を任せたり、新しく会社をつくらせる。
 この段階になれば、それこそ辛抱と忍耐の虫にならなければならない。
 - 中略 -
 一切口出しをせずに、黙って見守る。
 やがて失敗が表面化する。
 ここではじめて、失敗したのはどこに問題があったのか、どういった対策をとっておけば失敗が防げたのか、今度はこうした失敗の教訓を理屈で解きほぐしていく。
 これを約十年繰り返す。
 - 中略 -
 今のような学校教育と家庭環境で育った社員を、充分に投資もしないで、順送りの人事だけで、自分の分身といえるようなプロ経営者をつくることは不可能だ。」

 勿論、社長の資質も、会社の規模も、比べるものにはなりませんが、育成の根っ子は共通でしょう。
 文字通り、「失敗は成功の母」です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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