立派な人間
人間は、邪(よこしま)な心を持った生き物です。
時に過ちを犯します。
過ちは、その大きさに応じて罪に問われ、裁きを受けます。
罪は償わなければなりません。
罰金、禁固、服役・・・。
直接的な罰だけでなく、社会的な制裁もあります。
いかに償ったとしても、罪そのものが消えて無くなることはないでしょう。
生涯、重い十字架を背負うことになります。
苦しむのは、被害者や遺族だけではありません。
以前、「手紙」という邦画を観ました。
<あらすじ>
『弟の大学進学費用を捻出するため空き巣に入った兄は、家人に見つかり、衝動的に殺人まで犯してしまう。
高校の卒業式の2日前、弟の元に獄中の兄から初めての手紙が届く。
月一回の手紙に託された家族との絆だけが、兄にとって生きるための糧だった。
一方弟には、進学、就職、音楽、恋愛、結婚・・・あらゆる場面で「強盗殺人犯の身内」というレッテルが立ちはだかる。
逆境を乗り越え、理解ある女性と結婚し、娘が生まれ、やっとのことで訪れたささやかな幸せの日々。
ところが、ここでも犯罪者の身内であることが知れ渡り、娘が仲間はずれにされてしまう。
遂に弟は決心し、縁を切るため、獄中の兄へ手紙を出すのだが・・・。』
刑務所慰問の漫才シーンを描くエンディングは、号泣必至の名作です。
凶悪犯罪事件の報道や、ドラマや、映画の殆どは、犯人の残酷さや非情さにフォーカスします。
それをネットやTVで見て、青臭い正義感を奮い立たせ、愚かさを責める「私」がいます。
しかし、はっと我に却って自問自答してみるのです。
「私」はそんなに立派な人間でしょうか?
時に過ちを犯します。
過ちは、その大きさに応じて罪に問われ、裁きを受けます。
罪は償わなければなりません。
罰金、禁固、服役・・・。
直接的な罰だけでなく、社会的な制裁もあります。
いかに償ったとしても、罪そのものが消えて無くなることはないでしょう。
生涯、重い十字架を背負うことになります。
苦しむのは、被害者や遺族だけではありません。
以前、「手紙」という邦画を観ました。
<あらすじ>
『弟の大学進学費用を捻出するため空き巣に入った兄は、家人に見つかり、衝動的に殺人まで犯してしまう。
高校の卒業式の2日前、弟の元に獄中の兄から初めての手紙が届く。
月一回の手紙に託された家族との絆だけが、兄にとって生きるための糧だった。
一方弟には、進学、就職、音楽、恋愛、結婚・・・あらゆる場面で「強盗殺人犯の身内」というレッテルが立ちはだかる。
逆境を乗り越え、理解ある女性と結婚し、娘が生まれ、やっとのことで訪れたささやかな幸せの日々。
ところが、ここでも犯罪者の身内であることが知れ渡り、娘が仲間はずれにされてしまう。
遂に弟は決心し、縁を切るため、獄中の兄へ手紙を出すのだが・・・。』
刑務所慰問の漫才シーンを描くエンディングは、号泣必至の名作です。
凶悪犯罪事件の報道や、ドラマや、映画の殆どは、犯人の残酷さや非情さにフォーカスします。
それをネットやTVで見て、青臭い正義感を奮い立たせ、愚かさを責める「私」がいます。
しかし、はっと我に却って自問自答してみるのです。
「私」はそんなに立派な人間でしょうか?
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