短期と長期のバランス

 マンション経営のサポートは我々の本業。
 「自分がマンションオーナーだったら」という視点で提案するのが基本です。
 
 例えば築30年超の古い2DKマンション。

 ・ 和室主体の間取り
 ・ 洗面&トイレ&バスの三点ユニット
 ・ 脱衣場無し
 ・ 洗濯機置場屋外

 三重苦、四重苦の物件は珍しくありません。
 これでも、新築当時は最新設備で家賃は50,000円でした。

 当然のことながら今の時代、これでは埋まりません。
 家賃を40,000円にしても、10戸中4戸しか埋まらず、収入は16万円。

 ここに、二つの選択肢があります。
 A 更に家賃を下げて入居率と収入を上げる
 B リノベーションして再生させる

 後者の場合、戸当たり150~200万円と、高額の設備投資が必要です。
 家賃を5万円に回復できたとしても、回収に約3年かかる計算に成ります。
 
 短期的に考えればAを選択すべきでしょう。
 3万円でも、2万円でも、空室を埋めれば、16万円の収入は20~30万円にまで改善します。

 しかし、Aを選択すると、年々収入は目減りし、建物も陳腐化していきます。
 5年後、10年後の長期軸で考えた場合、間違いなくBが正解です。
 
 マンション経営も、会社経営も同じ。
 短期の利益を最大化する営みが、時として長期の利益を損なうこともあります。
 短期と長期とを両睨みしつつ、良い最良の舵取りをすることが経営者の仕事です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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