臆することなかれ:後編

 地元発で全国展開されている「明屋書店」は元々、銀天街の一店だけでした。
 ここまで躍進した理由は多々あると思いますが、かつて聞いて感心した差別化戦略が「照会サービス」です。

 「御客様から問い合わせの入った書籍が自店に無ければ、他社・他店に問い合わせしてでもお取り寄せします。」

 勿論、商売にはなりませんが、そこまでしてくれたお店に対し、お客様はどう受け止めるでしょう。
 「次に買う時も明屋で」となる筈です。

 賃貸の営業マンが、売買に積極的に成れない理由は、自信が無いから。
 しかし、全く恐れることはありません。
 
 現在、社内で売買をこなせると目されている人達も、取引の経験は数える程しか無かったりします。
 社長の私自身も、NY創業前の取引実績は、数件程度です。

 また、幾度となく経験を重ねたとしても、まずもって同じパターンはありません。
 取引の度に初心者であり、手探りであり、勉強です。
 もっといえば、その位の謙虚さをもって臨まないと大怪我します。
 油断と慢心が、躓(つまづ)きの最大要因です。

 ベテラン宅建業者の中には、威丈高な方も大勢いらっしゃいます。
 免許番号の古さを誇示し、不動産取引の全てを知り尽くしているかの様な態度で、上から目線の方々です。
 そういう業者さんと接すると委縮して、「自分なんかの出番はない」と思ってしまう気持ちも判らないではありません。

 しかし、そういう方に限って、今現在は実務をしていなかったりします。
 勉強も殆どしないため、古い間違った知識を振りかざしたりします。
 
 不動産業の仕事は、売買・賃貸の別を問わず、需用と供給のマッチング。
 売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人、この双方の縁を取り持つ仲人業です。
 何人たりとも恐れることはありません。      完
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR