NYホームNY支店

 先日のブログで、「高い山を目指そう!」というお話しをしました。
 会社はTOPが描いた範囲でしか伸びない、と言われます。
 裏を返せば、思い描いただけは、伸びる可能性があります。
 目標が天井を決めるのであれば、世間様から大言壮語と揶揄される位、分不相応な目標を掲げるのも良いでしょう。
 
 日本電産という会社は、1973年の創業です。
 創業メンバーは永守社長以下、僅か4名。
 社長の自宅横の納屋を改装した工場からのスタートでした。

 スケール大きく、社名を日本電産とした理由は、やはり志です。
 創業当初は、どこをどう見ても名前負けの企業規模に、世間から失笑を買います。
 
 しかし、創業から半世紀後の今、売上高は1兆円超。
 ニューヨーク証券取引所にも上場し、日本どころか世界の日本電産と成り得ています。

 我々の会社名は、創業当時「NYホーム大洲」でした。
 先述の日本電産とは真逆の超ローカル志向(笑)。
 
 その僅か数ヶ月後、松山に出店することになった際、「NYホーム大洲・松山支店」はさえないね、という話になります。
 確かに、「ラフォーレ原宿・松山」とか、「東京第一ホテル松山」といった事例もありますが・・・。 

 とにもかくにも、社名から大洲を削除し、「NYホーム」に改称しました。
 何と計画性の無い愚行。
 看板と登記は変更しましたが、未だ会社の実印・銀行印には、「NYホーム大洲」と刻まれています。

 社名だけの問題ではありませんが、目標が高ければ、遠く険しい道程を覚悟します。
 従って、少々の躓きにも挫けない強さを、味方につけることができます。

 バルセロナ五輪、男子マラソン代表の谷口浩美選手は、20㎞地点でシューズを踏まれ、よろけた所を後続選手から押され、5m近く吹っ飛ばされて転倒。
 気力を振り絞って立ち上がったものの、先頭集団は遥か遠くで、大きく引き離されてしまいます。
 普通の精神力なら、レースを諦め、リタイヤしたに違いありません。
 
 ところが、谷口選手はそこから驚異の追い上げを見せ、見事8位入賞を果たすのです。
 レース後、靴を踏んだ選手や、突き飛ばした選手への恨み事を口にするでもなく、「こけちゃいました」と語り、メダルよりも輝かしい笑顔を見せてくれました。
 五輪の舞台に照準を合わせ、毎日毎日苦しい練習をこなし、日の丸の期待を背負っていたからこそ、彼は不屈の闘志で立ち上がることができたのでしょう。
 
 思い返すにつけ、「NYホーム大洲・松山支店」は、実に滑稽です。
 しかし、将来仮に、海外出店することになり、ニューヨークに店を出したとすれば・・・。
 「NYホームNY支店」
 実現の可能性はともかくとして、そんな夢物語を語っても、笑われない会社にしたいとだけは思っています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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