井戸を雪で埋める

 部下は上司の鏡です。
 部下は上司よりも未熟なのですから、間違ったり、失敗したり、嘘をついたり、ごまかしたり・・・当然にあります。
 
 そしてそれは、指導不足、教育不足、管理不行き届き・・・上司の責任。
 更に、同じ過ちを繰り返さないために、叱ること、教えること・・・これも上司の役割です。

 「何度も言っていたのに。」
 これは部下の過ちに際しての、上司の常套句です。
 しかし、「何度言ったのか?」と聞くと、せいぜい4~5回。
 下手すると2~3回。
 上司の仕事は、耳にタコができようとも、何十回でも、何百回でも、何千回でも、「できるまで言う。」ことです。

 例えば、子供が万引きした、暴力沙汰を起こした。
 その時、「ああ、あいつはそんな奴ですよ。いつかやると思ってました。」
 そんな客観的なコメントをする、冷めた親は居ません。
 居たとしたら、親の資格はありません。
 
 「申し訳ありません。
 すべては教育の至らなさ。
 親として責任を感じています。」
 こうして、自責で受け止めるのが普通の人間です。

 部下を悪く言う上司、上司を悪く言う社長、それは天に唾する様に、自らの指導力不足を口外しているのも同然です。
 つい先日も、同じ思いに駆られました。

 部下は上司の鏡。
 そして、社員教育は井戸を雪で埋めるが如し。

 雪を入れても入れても、端から溶けていくその度に、虚しさとやるせなさを覚えてきました。
 それでも、いつかは必ずその井戸を、雪で埋めてみたいと思っています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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