初めて値下がりした日

 9月21日の朝、通勤中のNHKラジオから聞こえてきた「今日は何の日」。
 今から四半世紀程前の平成4年、発表された基準地価が初めて値下がりしました。

 繰り返しますが、初めての値下がりです。
 換言すれば、この日(正確には約一年前)まで、地価は値上がりし続けています。

 土地は限りある資産。
 必ず値上がりするのだから、買わない手は無い。
 一般消費者や不動産業者だけでなく、金融機関も国も疑うことなく、土地神話は成立していました。

 その土地をどう活かすとか、どれだけのリターンを生むか、という次元ではなく、単に値上がり益を見込んだ投機熱が高まります。
 接道のない山林に担保が設定され、融資が実行され、更に売却益を上乗せして転売される・・・。
 明らかに異常ですが、それが異常だと誰も気付かないことが、更に傷口を拡げる結果になりました。

 今日1000万円で買ったものが、明日には1100万円で売れる。
 一年後には1300万円になるのですから、物件は売れて当たり前でしょう。
 ヴァリュー(価値)や実態経済を上回る高値はバブルですから、いつか必ず剥がれ落ちます。

 御承知の通り、地方都市の現状は、土地価格の下落に歯止めがかかりません。
 しかし、ある意味、今が健全なのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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