逃げ得は許さない

 滞納家賃の回収が、管理上重要な業務であることは間違いありません。
 ここで、最も求められるファクターは「使命感」です。

 「家を借りている以上、対価である家賃は当然支払わなければならない。」
 「ゴネ得、逃げ得は絶対に許さない!」

 こうした、強い意志を備えた社員なら任せて安心です。
 とはいえ督促は、決して喜ばれる仕事ではないでしょう。
 本人からも、家族からも、保証人からも、まねかれざる客です。

 だから、足が遠のきます。
 だから、無為に時間が過ぎ去ります。
 そしてこの「時間」こそが、最大の敵です。

 一ヶ月5万円滞る人が、20万円のまとまった債務を払える道理がありません。 
 保証人様も嘆きます。
 「なんで、もっと早く行ってくれなかったんだ。」

 督促に甘い会社の場合、安易に損金で落とすため、早々に肩の荷が下せます。
 これにより、ひ弱な社員と損失が量産されてしまうのです。
 
 仮にたった100円の水道料であったとしても、1月かかろうと半年かかろうと回収を見届けさせます。
 内容証明 → 支払督促 → 仮執行申立 → 強制執行・・・。
 採算度外視で回収の厳しさを教えないと、その100円の損が、将来の100万円に成るからです。

 「時間」の経過に比例して、督促の手間も難易度も上がっていきます。
 反比例して、オーナー様からの信用も、回収確度も、社内の評価も下がります。
 何一つ良いことはありません。

 「こんな面倒なことやりたくない」
 そう思えばしめたものです。

 次からは、滞納が大きく膨らむ前に回収しようと思うでしょう。
 更に言えば、入口の入居段階での審査も厳格になり、怪しいと思えば保証会社等を組み合わせる筈です。
 
 ゴネ得や逃げ得を許しては成らない・・・それは社員も同じです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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