ハンコ三つ運動の狙い

 十年ほど前、横浜で行われた人事のイベントに出席しました。
 GE、ジョンソン&ジョンソン等、世界的な企業の人事戦略を勉強するためです。
 愛媛からは、三浦工業の高木部長も参加されていたと記憶しています。
 
 さて、日本が世界に誇るトヨタの会場は、熱気に満ちていました。
 そこで聞いたのが、「ハンコ三つ運動」です。

 どこの会社にも稟議制度はあります。
 ハンコ三つは、その印鑑の数です。

 トヨタともなりますと、一般社員が起案した書類にズラリと印鑑が並びます。
 主任 → 課長代理 → 課長 → 副部長 → 部長 → 役員 → 副社長・・・。
 一人が2~3日抱え、たまに出張が絡んだりしますと、一ヶ月位あっという間です。

 「とてもじゃないが、意思決定が遅過ぎる!」
 悲鳴にも近い声を受けて、ハンコ三つ運動が発動されました。

 この取り組み、実はスピード感だけの問題ではありません。
 「皆で渡れば怖くない」ということでも無いのでしょうが、自分の後に何人も上役が控えているとなれば、押印時の責任も、どことなく希薄に成ります。

 「自分が最後の砦」
 そうして押す印鑑の重みは違います。
 ハンコの一つひとつに、使命感と責任感を投影したいものです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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