日本人固有の美徳

 昨日一昨日と、賞味期限切れの大福を例示し、今後の民法改正を踏まえた不動産取引の課題を表現しました。

 日本人は、道徳的にも文化的にも優れた素晴らしい民族です。
 そもそも、島国という地理的な条件と、被侵略を避けられた歴史的背景から、古来より単一民族(一部例外アリ)、共通言語が継承されてきました。

 ・ 以心伝心 (文字や言葉を使わなくてもお互いの心と心で通じ合うこと)
 ・ 阿吽の呼吸 (二人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動している様)
 
 近年、世界から注目されている「おもてなし」も含め、これらは日本人ならではの通じ合う心です。
 契約書の条文等に縛られずとも、適宜善悪が判断できる良識が備わり、「社会通念」が確立されています。
  ※ 社会通念 = 法律のように明文化されていない人間社会における「暗黙の了解事項」 

 一方欧米諸国・・・特にアメリカは、歴史の浅い開拓国家であり、多くの民族が流入する人種のるつぼでもあります。
 様々な言語と様々な価値観の人間が渦巻く環境では、社会通念が未成熟なのも当然でしょう。
 象徴的なのは、アメリカにおける嘘のような本当の話です。

 【 猫をシャンプーした後、買主は早く乾かそうとして電子レンジに入れる。
 当然に、猫は亡くなってしまう。
 飼い主は怒り、メーカーを相手取って訴訟を起こした。
 驚くべきことに、この裁判、メーカーが敗訴。
 その後、メーカーの電子レンジにはすべて注意書きが付記される。
 「猫を乾かしてはいけません。」 】
 
 日本人としては、極めて非常識な訴えですが、社会通念が確立されていない国においては、「注意喚起しなかったメーカーが悪い」となる訳です。
 翻って考えれば、領土・慰安婦・靖国・・・一連の諸問題において日本の立場が認められ難いのは、ある意味仕方ないでしょう。

 何れにせよ今後の契約行為は、グローバルスタンダードに足並みを揃えるべく、文書合意がより強く求められます。
 すべてを想定して明文化するには多大な手間がかかりますし、ギスギスした印象もありますが、企業防衛としては致し方ありません。 
 奥ゆかしく、思いやりに満ち、先様の気持ちを慮る、日本人固有の美徳が薄まってしまうことを憂慮する一日本人です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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