充分条件でない宅建

 宅建協会の地区代表は、苦情処理委員会の構成員です。
 また、各地区や県の無料相談員として駆り出されることもあります。

 当事者間でのトラブルが各支部の無料相談に持ちかけられ、各支部で解決できなかった問題が県に上がってくる仕組みです。
 様々な相談を受ける中、明らかに業者に非があることも少なくありません。
 一方、同業者として、同情的になる場面もあります。

 昨今、消費者側が手厚く取り扱われるのがトレンドです。
 例えば、重要事項について説明し、署名押印を頂いていたとしても、充分な納得が得られてない場合に、説明不足を指摘されることがあります。
 
 「言った」「言わない」となれば、正当性を立証するのは極めて困難です。
 仮に、調停や裁判を通じ、勝訴したとしても、商売として勝ったかどうかというとどうでしょう。

 費やす時間とエネルギー。
 周囲への情報拡散・風評被害。

 そう考えると、業者の立場は極めて弱いもの。
 誤解を恐れずに言うならば、法的責任を果たしていても、絶対はない訳です。

 ましてや、法的に落ち度があれば、釈明の余地はありません。
 従って、営業が宅建を持つことなど当然。
 
 それとても、無くてはならない必要条件であって、充分条件ではないのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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