裁かれない罪人

 性懲りもなく、シナリオを一本書き下ろしました。
 
『 裁かれない罪人 』 
 - あらすじ - 
【 主人公の「なぎ」は、純朴で真面目な、田舎町のOL。
 勤務先の漁協では、共済の積立金を勝手に引き出す横領が恒常化していた。
 持ち前の正義感から、ささやかな抵抗を示す「なぎ」だったが、上司達はエスカレートするばかり。 

 ある時「なぎ」は弟から、かつての恋人が組織から追われていると聞かされる。
 足抜けのためには、まとまった金が必要と知り、なけなしの預金をすべて引き出す。
 更なる金策を求められた「なぎ」は、葛藤しながらも遂に、禁断の公金に手をつけてしまう。

 その直後、弟は一連の金策依頼が全て、巧妙に仕組まれたトラップであることを知る。
 姉を巻き込んでしまった自責の念と、行き場の無い怒りが込み上げ、衝動的に男の背中をナイフで貫く弟。

 漁協では上司達が、弟のスキャンダルを材料に、「なぎ」への引導を渡そうとしていた。
 身を呈して守ろうとする幼馴染「公平」の気持ちとは裏腹に、会計監査で「なぎ」自身の横領が発覚する。
  
 時は流れ、刑務所の面会室。
 透明の壁を隔てて対峙する「なぎ」と老齢の母。
 しかし、母の口からも、想いの託された公平の手紙からも、「なぎ」を責める言葉は見つけられない。
 
 面会終了のラストシーンで、観る者すべての気持ちを代弁する 看守の最後の独り言。 
 「私も、貴女を裁きません。」 】  
 
 今も昔も、横領や傷害といった事件はひきも切りません。
 TV画面の向こうではキャスターが、犯行の悪質性や残忍性にフォーカスし、「信じられない」「常軌を逸している」・・・切々と理解不能なスタンスを訴え、様々な言葉を駆使して犯人を糾弾します。
 
 果たして、「罪」の居場所は、そんな遠くでしょうか?
 何より世の中に、一切「罪」の無い人など存在するでしょうか?
 「罰」さえ受けなければ、「罪人」の呼称から逃れられますか?

 この物語は 、身近に潜む「罪」と「罰」にもう1つの心を覗かれてしまった少女の壮大なロマンである。
 もし、あなたに、 もう1つ顔があったら・・・(笑)
 
 ディープな引き出しから取り出した、フェアウェイ外しの一作です。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR