抵抗勢力との闘い

 先日ご紹介した、ニトリの似鳥社長の半生を綴った「私の履歴書」からです。
 
 『トップは長期的な視点で考える。
 社長業とは社員という「抵抗勢力」との闘いであると痛感している。』

 「抵抗勢力」「闘い」という言葉について、些か違和感を感じる方もいらっしゃるでしょう。
 社員は会社そのものですし、共に闘う同志ですし、最大の味方です。
 似鳥社長は、百も承知の上で、敢えてそうした表現をされていると理解します。
 
 勿論、会社に依存する、ぶら下がり社員は論外です。
 一方、力があり成果を出せる社員は、それなりに自負もあります。
 経営者が変化を求める際に、理屈を並べて抵抗を示すのも道理です。

 似鳥社長の言う、長期的な視点は、時に短期的な利益と逆行します。 
 例えば、先日の全社会議で意思決定した、物調への取り組みもしかりです。

 確かに今月の売上だけをフォーカスした場合、物調に時間を割くことはマイナスだったりします。
 しかし、3ヶ月後、4ヶ月後、或いは次期繁盛期をイメージすると、必要不可欠です。
 
 同様に、ブランド構築や出店計画や採用計画といった大きな経営判断は、短期的にマイナスだったとしても、長期的な必要性に基づき、社員に理解を求め、腹入りさせて、実行に導かなければなりません。
 そういう意味において、「抵抗勢力との闘い」という表現は正しい訳です。

 自分も日々、メッセージを発信してきました。
 言葉足らずもあり、その語意の上っ面だけを捉えて、反発を感じられることもあるでしょう。
 しかし、その真意は、長期的、大局的な視点でないと捉えきれなかったりもします。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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