反論二度まで

 昨日は上司の立場として、部下からの提案にどう対処すべきかの心構えを書きました。
 今日は、部下の立場から描きます。

 まず、大前提として、上司の指示命令は絶対です。
 「万引きしろ」、「強盗しろ」といった、コンプライアンスに反するものは別にして、基本的に背くことはできません。
 但し、上司は万能ではないし、間違うこともあります。

 間違いだと思うなら、その裏付けを明示した上で、反論するのは寧ろ必要な勇気。
 YESマンばかりだと、上司の暴走を止められなくなります。
 但し、その反対は二度までですよ・・・というのがタイトルの真意です。

 仮に、Aマンションを会社で購入することを、社長が決断したとします。
 物件を管轄する店長は、建物の劣化状況や入居率を鑑み、気が進みません。
 「社長が決めたことだから、しょうがない。」・・・そんな社員ばかりの会社であれば、早晩破綻するでしょう。
 
 何故ダメなのかを明確にした上で、「それよりもBマンションの方が良い」と代替案を提示します。
 代替案の無いまま、重箱の隅を楊枝で突くのでは、無責任な野党と一緒です。
 
 それでも、反論は二度まで。
 プロセスでは侃々諤々の議論を交わしたとしても、最終的には社の結論を支持し、その判断を正解へと導くのが社員の務めです。

 時に、自分の意見の正当性を証明するために、失敗を望んでしまう輩が居ます。
 入居率が上がらなかったり、大きな瑕疵が判明すると・・・。

 「ほら見たことか、やっぱり社長の判断は間違いだったんだ。」
 「俺の言うことを聞いていれば良かったのに。」

 経営はクイズではないので、当てても景品は出ません。
 胸はスッとするかもしれませんが、まさしくそれは、自からの会社が傾くことを望む背任行為です。 
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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