感謝の前提は赦しの心

 11月4日付の日経新聞9面に、ノーベル物理学賞受賞した県人「中村修二」氏の記事が出ています。

 「日亜化学工業と関係改善したい」

 日亜化学工業は中村氏の古巣の会社ですが、青色発光ダイオード(LED)の特許を巡って法廷闘争した経緯があります。
 2005年、会社側が中村氏に8億円を支払うことで和解したものの、その後も関係はこじれていました。

 LEDによって会社が得た(今後も得続ける)莫大な利益からして8億円は余りにも小額で後進の科学者の意欲を削ぐ・・・として、中村氏は日亜を批判し続けていた訳です。

 それは欧米に比較して余りにも低い、日本の科学者の評価に対する、中村氏なりの抵抗でもあったのでしょう。
 著書やインタビューでも、その批判は一貫して赤裸々でした。

 成就するかどうか判らない研究に、多額の先行投資をしていた訳だから、紡ぎ出された成果は会社の所有に属する・・・という会社側の主張も判らないではありません。

 今回のノーベル賞がきっかけとなり、中村氏の態度が軟化したのは素晴らしいことです。

 「ノーベル賞を受賞できたのは、日亜化学がLEDで世界を先導し、普及させてきたことが大きい。
 お互い誤解があった。
 私の希望としては、小川社長と会って話をしたい。
 過去のことは忘れ、将来だけをみてやっていきたい。」

 いかなる時も、赦(ゆる)しの前提は感謝の心です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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