身の丈に合った遊び

 我が劇団の代表が実行委員長を務める、演出家・俳優養成セミナー2014演劇大学in内子「内子座であそぼう!」に参加して参りました。

 鴻上尚司、小林七緒、高都幸男、スズキ拓朗、流山児祥、和田喜夫といった、錚々たるメンバーを講師として招き、4日間に渡って演技やダンスの指導を頂く試みです。
 
 自分の出番は、「内子の演劇と劇場の未来を語ろう」と題した、最終日のシンポジウム。
 先述した業界では名の知れた講師陣の方々と共に、パネリストの末席を汚しました。
 徳永高志先生は、平成9年に県主催で行われた文化活動推進フォーラムでも、同じコーディネーター&パネラーとして登壇しており、実に17振りの共演です。

 シンポジウムでは、内子座や街並み等、環境・ハード面のポテンシャルが改めて評価された上で、全国から沢山の人が集う様な演劇祭的イベント開催構想が持ち上がります。
 地元を代表して、それに対するコメントを求められました。

 決して水を差すつもりはないけれど、そこへの参画をリアルにイメージすることはできません。
 我々は、20年前に、青年演劇の延長線として劇団を旗揚げしました。
 その志は決して、演劇活動を抑圧し続けた県政に対する抵抗ではなく、
 「これだけ素晴らしい劇場があるのに活用しない手は無い」という単純なものです。

 地元のアマチュア劇団が長続きしない理由は、主宰の仕事が多忙になり、活動がフェードアウトするから。
 同じ轍を踏ままいとする5年目、試練が訪れました。
 仕事の都合で自分が、代表を退かざるを得なくなったのです。
 しかし、案ずるよりも生むが易し、二代目、三代目と運営は確実に引き継がれます。

 所詮我々はアマチュア劇団です。
 ・ 本業が多忙なため暫く休業する団員
 ・ 声優を志して上京する団員
 ・ 子育てのため一時的にリタイヤする団員
 
 そうした夢や生活を優先した上で、いつでも戻ることのできる場所を残してきた歩みが、劇団20年の歴史です。
 無理をしたり、背伸びをしたり、経済の伴わない活動は永続しないでしょう。

 我々は、「内子座の舞台に遊ぶという」権利を行使し、楽しんできました。
 これが義務感となり、ストレスを感じる様になると、続きません。

 自分達のやりたい芝居を、やれる範囲で、やりたいようにやっていく、身の丈に合った活動が、アマチュア演劇の本分だと思っています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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