お父さんとお母さん

 社長として社員とメールのやり取りをしたり、店舗巡回や面談時にお話しすることがあります。
 その中で、直属の上司である、店長への不平不満をぶつけられることも少なくありません。
 例えネガティヴな話題であっても、できるだけ真摯に耳を傾けようと心掛けています。
 
 但し、その時、その話だけを真に受け、店長を呼び付けて叱責するのはタブー。
 その理由は、店長の立場で考えれば瞬時に判ります。

 「社員の言うことと俺の言うことと、どっちを信用するって言うんだ!
 任命した限りは任せて貰わないと、やってられるか!」

 くれぐれも、子供の喧嘩の仲裁に親が乗り出す様な真似だけは避けるべきでしょう。
 勿論、その店長がセクハラをしているだとか、横領しているだとか、コンプライアンスに反しているケースは例外です。 
 
 最も厄介なのは、委任した店長が、会社の理念や方針と異なる指導をされること。
 いつも言う通り、社長はお父さん、店長はお母さんの役割です。

 家長であるお父さんが崇高な理念を掲げ、高邁な方針を打ち出し、精緻な行動計画を奨励したとしても、毎日毎日身近にいて指導するお母さんが、「それは大したことではない」とか「やっているフリをしていれば良い」といった態度をとれば、社員は易きに流されてしまいます。
 滅多に会わないお父さんよりも、毎日顔を合わせるお母さんに迎合した方が楽だからです。

 方針が徹底されない時、お父さんは雷を落とします。
 しかし、その場だけ頭を下げ、姿が見えなくなれば舌を出す面従腹背・・・。 
 これでは、ベクトルを合わせるどころか、永遠に平行線のまま・・・。
 組織は確実に、破滅に向かっていくでしょう。

 だからこそ、お父さん(社長)とお母さん(店長)は、主張がブレない様、常に意思疎通を図る必要があります。
 これまで、できる限り心掛けてきたつもりも、どうやら「つもり」だけでした。 
 子供(社員)を戸惑わせないため、正しい道へと導くため、更に注力していきたいと思います。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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