同床異夢の舞台上

 宅建協会の理事として、「自由民主党えひめ政経文化パーティー」に参加してきました。
 そこで目の当たりにした、不可思議な人間模様を描くか否か迷っていたら、先んじて地元紙に大きく報道されていたので、躊躇なく忌憚なく書き綴ります。

 まずもって、中村知事の出席に驚かされました。
 お膝元である松山市議会では、自民党会派との対立軸が鮮明です。
 前回衆院選挙で、県連会長の塩崎議員に反旗を翻し、維新の会の候補を応援したことから大きなしこりが残っています。

 7月22日、「過去を乗り越え、政府と県が連携できるようにしてほしい」と手打ちに乗り出した安倍首相に敬意を表し、中村知事は参加することになったのでしょう。

 犬猿の仲とされる塩崎議員は、主催者代表の挨拶の際、「トップセールスや国際サイクリング大会の企画等で活躍されている・・・」と、知事を持ち上げました。
 ところが次の瞬間、次期松山市長選の候補者として、たきもと徹氏を紹介・披露します。

 現職の野志市長と盟友である中村知事にとっては青天の霹靂。
 市長選の態度を明示していない、自民党県連ですらも寝耳に水です。
 
 続いて石破茂幹事長。
 「愛媛の政治情勢は、判り難い。
 何度説明を受けても、大変難しい。」

 ねじれについてユーモラスに揶揄し、場内は笑いに包まれます。
 原発再稼働、集団的自衛権行使について、推進の立場を抜かりなく訴えました。
 
 その後、中村知事が登壇。
 「先程、判り難いと言われたが、実はとても判り易い。
 県にとって良いか悪いかで判断し、受けた恩は必ず返す。
 今後、誤解のあるようなことが起きれば、そういうこともあると知っておいて頂きたい。」

 済し崩しにせんとする思惑に大きな釘を差す、本音は次の通りでしょう。
 「この場には参加したが、私は自民党ではなく、いわば県民党である。
 野志市長に恩がある以上、市長選では袂を分かつ可能性が高い。」

 最後に、乾杯の音頭を取った村上誠一郎議員は、同じ自民党ながら、集団的自衛権行使に対して唯一反対の意を唱えた猛者です。
 「皆さんのお話しを聞いていると、三次元方程式の様な難かしさだ。」
 と冗談めかして嘆いてみせ、平和の大切さと、自民党の方向性の危うさを訴えられました。

 同じステージに立ち、笑顔で乾杯しているものの、各々の主義主張は時に大きく、時に微妙に乖離し、正に同床異夢。
 やはり政治は判り難い・・・非常に非情に難解なものであります。 
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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