トンチンカンな評論家

 先般、拙文において、裁量労働制およびホワイトカラーエグゼンプションについて私見を述べました。
 政治家だけでなく、マスコミや評論家も含めて、分かってない方が余りにも多いのがこの問題です。
 TVに頻繁に登場するオタク経済評論家のM永氏は、下記の様なコメントをされています。

 「これが導入されれば、雇用側が労働者の時間管理をする必要がなくなるため、どんなに残業しても残業代は支払われなくなる。」
 
 いやはや、見当違いも甚だしい。
 この方、「年収300万円時代を生き抜く」とかいう本の中で、「日本人は休みを増やせば旅行や外食でお金を使い経済が活性化する」といったとんでもない自論を、真顔で説いています。
 そんな駄本がベストセラーになり、庶民の味方の様なスタンスでメディアが取り上げるものだから厄介です。

 閑話休題。
 6月8日付の日経新聞12面中外時評で、「残業代はゼロか」と題するコラムが真実を説いています。

 『その人の仕事内容や達成目標をもとに、これまでのおおよその残業代も「込み」にして賃金を決める。
 (注※ 裁量労働制を採用している会社は既にそうなっている筈です。)
 その後は実際にあげた成果によって賃金が変動する。
 残業代がばっさり切られるのではなく、いかに中身の濃い仕事をして成果を出すのかが問われることになる。
 むしろ効率的に働いて少ない時間で成果を出せば、自由な時間を増やせて高めの報酬を得やすくなるメリットがある。』
 
 『実りある議論をするには、事実関係をしっかり押さえることが必要だ。』

 流石は日経新聞、その通りです。
 くれぐれも、労使は敵対する関係ではありません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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