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復活した山里の百貨店

 休日の昼下がり、ぼんやりとTVを見ていたら、見覚えのある顔、そして声。
 前職の同僚である、黒田さんが取り上げられていて驚きました。
 
 「FNSドキュメンタリー大賞」ノミネート作品として、EBCが一年間密着取材した「復活!山の百貨店~夕日がくれたもの~」です。

 宇和島市津島の山里、御槇(みまき)地区には、明治40年創業のよろず家「福田百貨店」がありました。
 かつては、食料品から生活雑貨まで何でも揃う地域唯一の商店として名を馳せます。
 ところが、人口減少と後継者問題を受け、平成6年に惜しまれながら閉店。
 そこに、かねてより山里暮らしを考えていた黒田さんが着目し、昨年復活させます。

 黒田さんは大阪出身で、この地には縁もゆかりもありませんが、御槇の自然と人情に触れ、移住を決意した訳です。
 モノを売るだけでなくカフェも併設し、「夕日のフォトコンテスト」、「絵葉書展」、映画上映等のイベントが開催される福田百貨店は、地域のコミュニティセンターとしての役割を担っています。
 その志と行動力に痛く感動を覚えました。 

 但し、これからの道程はそう簡単ではないでしょう。
 御槇地区の人口は500人足らず。
 地元の小学校の全校生徒数は僅かに5人。
 高齢化率は50%を超えます。

 農林業の活性化でも、観光客の呼び込みでも、工場の誘致でも、その手段はともかくとして、地域に人が集まり、定着し、お金の回るインフラが整備されない限り、未来の光明は見いだし難いものです。
 経済の伴わない町おこしは、継続性が担保されません。
 
 勿論、彼はそのことに気付いていることでしょう。
 物質的には至極、質素・簡素だけれど、精神的には非常に贅沢な時間を過ごされている黒田さんを、羨ましく見守りつつ、心からのエールを贈りたいと思います。 
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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