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気まぐれな消費者

 日経新聞3面に「ワタミ上場来初の赤字」という記事が掲載されていました。
 前期は35億円の黒字、今期12億円の黒字予想が一転、49億円の赤字になったと報じています。
 ここからの所感は二つ。
 
1. 1996年の上場以来18年もの長きに渡って赤字を計上していなかったことへの畏敬
 世の中の企業の7割は納税していないと言われる中で、赤字がニュースになることが寧ろ凄いことです。
 「ヤンキースのイチローがノーヒットに終わった」「田中に黒星がついた」
 これらと同様に、「やって当たり前」と見られることは、一流の証明と言えるかもしれません。

2. あの渡邉美樹社長でも、環境変化に先手を打つことは難しい
 御本人をモデルにした「青年社長」始め、渡邉社長の著書は何冊も読みました。
 清廉潔白で、エネルギッシュで、ストイックで、使命感に満ちた、尊敬できる経営者の一人です。 
 正直、渡邉社長でもつまづくことがあるという現実に驚きを覚えます。

 ・ 景況感の改善に伴い「プチ贅沢」需要が旺盛で、専門店や高単価の店が好調
 ・ 一方、低単価で画一的なメニューが並ぶチェーン居酒屋離れが進んでいる
 ・ 同僚等と飲む機会が減り、多少高くても気の合う仲間と飲む嗜好が高まっている

 記事は、「消費動向の変化に応じた新業態づくりが急務となっている」と締め括っています。
 とはいえ、出店コンセプトや、ターゲットの照準や、市場の見極めは、戦略そのものであって、時間も労力もコストも莫大にかかるものです。
 
 アベノミクス効果でデフレが一服したといっても、この機運がいつまで続くか保証の限りではないでしょう。
 時流を敏感に捉え、変化に対応し、やっと追い付いたと思った頃には、また時流が変わっている・・・という可能性も否定できません。
 
 ・ 気まぐれなお客様の心を先読みする眼力
 ・ 情報を的確な戦略へと転換する発想力
 ・ 戦略を周知し速やかに行動に移せる実行力
 ・ 品質・サービスの向上といった本質を見失わない姿勢

 これらの総てが、21世紀の経営には求められるのだということを思い知らされます。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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