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転んでも立ち上がる原動力

 評価面談で部下に諭しながら、今日も自らが気付きを新たにしました。

「順境の時には誰しもポジティヴ。
 ポジティヴシンキングの真価が発揮されるのは逆境の時。」

 とはいえ、人生は逆境の連続。
 上手くいかないことばかりです。

 疲労困憊、心身共に傷ついて、フラフラの状態で石に躓(つまづ)き転ぶこともあるでしょう。
 そうなると、再び立ち上がる気力さえ失せてしまいます。

 1992年バルセロナ五輪の男子マラソン。
 日本のエース谷口浩美選手は、実力通り先頭集団に喰らい付いていました。
 ところが20km近の給水所で、ボトルに手を伸ばそうとした瞬間、左後方から来たモロッコ選手と交錯。
 左足かかとを踏まれてバランスを崩すと、巻き添えを恐れた後続選手に5mも突き飛ばされたのです。

 谷口選手は靴を拾いに戻り履き直すと、すぐさまレースに戻ります。
 タイムロスは30秒以上。
 先頭集団は遥か前です。
  
 「暫く走り下り坂で見たら、前に15人。
 まず6人抜いて10位に入ろうと思った。
 直後に入賞が8位までだと気づいて目標を変えた。
 自分の考えていたレースプランは崩れたけれど、少しでも上をという気持ちでした。」

 結果は、堂々の8位入賞。
 アクシデントが無ければメダルも夢では無かった筈です。
 忸怩たる思いが去来しているだろうと向けたマイクに、谷口選手の発した名言は後世へと語り継がれています。

 「途中で、こけちゃいました。」

 少しもわるびれず、誰のせいにするでもなく、笑顔で語る姿は全国の人々に感動を与え、その年のフェアプレイ賞に輝きました。

 精神的にも、肉体的にも大きなダメージを受けたにも関わらず、再び立ち上がり一歩を踏み出した原動力は、一体何だったのでしょうか。
 何年ものトレーニングを重ね、ライバルに打ち勝ち、周囲の期待を受け、やっと掴んだ五輪代表の座。
 その延長線上に、歓喜のゴールが待っているからこそです。

 経営も短距離走ではありません。
 中長期の目標があるからこそ、短期の結果に一喜一憂することなく、歯を食いしばりながらでも走り続けることができます。
 転んでも立ち上がろう!
 未来を信じて・・・。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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