嘘吐きなお客様:前編

 お客様満足の指標である、「big smile」アンケート2月度の結果からです。
 松山久米店の小倉さん(産休中)と、松山南店の石村さんが同数で、全国ランキング4位に輝きました。
 おめでとうございます。

 その石村さんのお客様から、実に興味深いお言葉を頂いたので御紹介します。

 「探していたのとは違う条件の物件だったけれど、広くてキレイだったので、結局そこに決めました。
 臨機応変に対応して頂き、大変満足しています。」

 この文章だけを見ますと、お客様のニーズとミスマッチなお部屋を紹介した様にも取れます。
 しかし、本来のプロとしての提案は、かくあるべきでしょう。
 以下は、よくありがちな、営業の一コマです。

【 お客様は、何ヶ月も費やし、ポータルサイトを検索し、何社も渡り歩き、真剣にお部屋探しをしていたが、なかなかニーズに適う部屋が見つからない。
 この日もA社を訪ね希望を伝える。
 
 「環状線の内側で、一戸建て、築浅で家賃は6万円以内」
 担当営業Bは、落胆の思いを噛み殺し、心の中で呟いた。
 『無い物ねだりだ。そんな物件ある訳がない。嫌な客に当たったな。』

 やる気無く、聞き取りもそこそこにあしらっていると、その雰囲気を察してか、そのお客様は早々に帰っていく。
 Bは「やれやれ」と溜息をつき、同僚に愚痴をこぼすのだった。

 「淡泊な営業しやがって、今すぐ追客の℡コールをしろ!」
 翌日の営業ミーティングで、このお客様の報告をしたところ、Bは店長からこっ酷く叱責される。
 『どうせ決まってないだろう』
 そう思ってかけたところ、意外にも「昨日C社で決めました」と言う。

 「ち、ちなみにどちらの物件で?」震える声で質問を続ける。
 「余戸駅前のDマンションです。」
 Bは、その回答に驚いた。

 『環状線の外、築年数は20年超、戸建てでもないし・・・。
 そんな条件で良いのなら、6万円以内の物件は幾等でも紹介できたのに・・・。』    つづく
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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