思考停止する脳

 尊敬する経営者の一人、日本マクドナルドの原田泳幸氏が、ホールディングス社長を退任。
 10年間に及ぶ改革の幕を引き、一線を退かれます。
 今の状況だけを見て厳しい声も聞こえてきますが、原田氏が同社の中興の祖であることは間違いありません。

 2003年に、日本アップルコンピュータから、異業種の外食産業へ転身。
 「マックからマックへ」と話題になりました。
 創業者の独善的な経営によって傾きかけた瀕死の状態を脱するべく、原田氏は次から次に改革の手を講じます。

・ 100円マックの発売
・ 24時間営業店の拡大
・ マックカフェの出店
・ 433店におよぶ閉店・・・

 『成功した取り組みには、「収益が悪化する」等と社内外の反対も多かった。
 体質が古かった日本マクドナルドの変革にはトップダウンが必要だったが、強力に進めるリーダーシップが指示待ち人間をつくる一因になった。』

 企業が変革を求められる時、或いは危機的な状況にある時、トップダウンは必須です。
 家が火事で燃えている時、座敷に子供達を集め、「皆はどうしたら良いと思う?」と民主的に知恵を集める父親は居ないでしょう。
 取るものも取り敢えず、「バケツに水を汲んでリレーしろ!」「消火器を持ってこい!」とトップダウンで指示し、火を消し止めようとする筈です。
 
 そうした状況下で、「親父うるさいなぁ!」「今、ドラマの最終回だから後で!」と反駁する子供も居ません。
 しかし、会社組織にあっては、自社の危機的状況を知ってか知らずか、火も煙も迫っているのにノンビリ構える社員も少なくないものです。
 だからこそ、原田氏の様な強いリーダーシップが求められます。

 一方で、そのトップダウンが強過ぎた場合、社員の脳は思考停止し、原田氏の言う「指示待ち族」が蔓延るのです。
 社員の考える力を引き出し、自主・自立・自燃の人を育て、後継者を指名することも、経営者の重要な仕事であることを痛感させられます。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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