賞与は後払い賃金:前編

 賞与の査定時期です。
 過去4ヶ月の成果について、自己評価、上司評価を積み上げ、最終的に幾ら支給するのか?という、詰めの段階を迎えています。

 一般論で申し上げますと、賞与とは利益の還元。
 公務員や一部大企業では、「賞与年間〇ヶ月」といった格好で、生活給として保証されるケースもありますが、中小企業では稀有でしょう。
 利益を原資とする以上、無い袖は振れません。
 会社(店舗・部門)として利益が出なければ、賞与は当然にゼロです。

 また、月々の給料には個人差があります。
 それは、経験・能力・資格・実績・役責・・・といったファクターに応じて、「この位はやってくれるだろう」、という期待値を示すものです。
 一方で賞与は、期待に対する実績に応じて支給するものであり、そのギャップが賞与額に反映されます。

 例えば、月々30万円の固定給を貰っている中堅社員が、月平均60万円のフィーを稼いだとしましょう。
 広告宣伝費や販売促進費や水道光熱費や通信費といった、会社として必要な販管費を差し引いて考えると、60万円位は稼いで当然と見なされます。
 会社としてはお釣りが出ないため、賞与はゼロです。

 次に、月々20万円の固定給を貰っている若手社員が、先の中堅と同じく月平均60万円のフィーを稼いだとします。
 すると月々の報酬が低廉な分、費用対効果の生産性は中堅社員よりも高くなる訳です。
 そのお釣りの分だけ、賞与として還元できます。

 もっと噛み砕いて言うならば、会社が利益を上げる前提で、個々人にスポットを当て、「給料は高いけれど、それ以上にやってくれた」「給料は低いけれど、思いの外活躍してくれた」というケースが、賞与の支給対象です。

 この大原則を、まずは理解頂いた上で、更に掘り下げたいと思います。   つづく
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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