先憂後楽に習う

 今年は夏が長かったためか、秋が無かったかの様に早く過ぎ去り、あっと言う間に冬が訪れました。
 気がつくと、年賀状、お歳暮、年末調整、忘年会・・・。
 年の暮の恒例行事が押し寄せています。
 
 思い返せば、去年の年末は随分とバタバタしました。
 お歳暮も年賀状も、押し迫ってからの思い付きで、儀礼的なものになってしまったようです。
 
 さて、自分が仕事を進める上で、信条としているのは「先憂後楽」。
 「楽」は読んで字の如く楽しいこと、楽なこと。
 「憂」は憂(うれ)う、即ち心配することです。

【 先憂後楽 】
 『先に苦労・苦難を体験した者は、後に安楽になれるということ』

 私が毎朝、4時起き5時出社を心掛けているのも、その一環です。
 社員が出社してくる頃には、段取りを終えられることを狙いとしています。
 仕事に追いかけられるよりも、仕事を追いかける精神的なアドヴァンテージを求めて・・・。
 但し、こうした一般的な意味合いは別として、そもそもの語原は中国にあります。  

 『常に民に先立って国のことを心配し、民が楽しんだ後に自分が楽しむこと』

 その実は、政治家としての心構えを諭す言葉なのです。
 近年、一票の格差問題について、最高裁の違憲判決が続いています。
 立法・行政・司法という三権分立を定めていながら、世論も司法も無視され続けている訳です。

 一票格差を是正するとなれば、当然に議員定数削減、区画割りの見直しを必要とします。
 その際、自らの立場が危うくなることを恐れるが故、話が難航します。
 「先憂後楽」とは真逆で、まさに自己保身の極みです。

 マクロ的には、熱き思いを清き一票に託すこと。
 ミクロ的には、社内における立場を弁え、範と成る行動をとること。

 故事に習うとは、そういうことである気がします。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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