イチローに共感できる資格

 NYヤンキースで活躍するイチロー選手が、高校時代の練習について、こう語っています。

『高校時代は寮生活です。
 全体練習よりも個人練習の方が好きな僕は、(居残りで)一番最後に上がってくるため食事当番に遅れ、先輩からよく怒られました。
 好き嫌いはありますが、嫌いなものも無理やり食べさせられます。

 今考えると、いい経験でした。
 自分がやられたことは、全部自分の経験として受け止めれば良い。』

 イチローとて、当然に未熟な時期はあります。
 規律や協調や節度といった社会的な順応性は、上意下達の組織の中で学ぶべきことです。
 しかしここで、イチローならではの持論が続きます。

『でも、自分が上級生になったら、こんなことは全部やめようと思っていました。

 練習も、やりすぎるのは良くない。
 人にやらされるのは、自分の意思とは違う。
 
 まずもって、自分の身体に余裕があるから、やろうという気になるのです。
 身体がしんどければ、誰だってそれ以上やりたくはない。
 
 練習なんて好きな人はいませんから。
 個人的に、自分の意思のない練習は、練習だとは思いません。』

 こうやって列記しますと、会社内でのロープレや、宅建模試等を振り返り、世界のイチローの言葉に「我が意を得たり」という方がいらっしゃるかもしれません。
 
 しかし、この言葉は、幼少の頃から父親と共に、365日中360日にも及ぶ厳しい練習を弛まなく継続し、その習慣によって怠惰という言葉を排除し、自主性・主体性・自燃性を体得し、比類なきストイックさで自らを律し、世界的なアベレージヒッターへと昇華したイチローの口から発せられるからこそ意味があります。

 私も含め、そうしたひたむきな努力をしたことのない、克己心のバックボーンを持たない凡人は、共感する資格すらありません。
 イチローの様な特別な存在を除き、殆どの人は怠惰に満ち、易きに流される弱い生きものです。

 だからこそ上司や先輩は、部下や後輩の将来を憂うならば、自分の弱さをも棚に上げ、強制力を持って引き上げてやる必要があります。
 最終最後、馬が水を飲むか飲まないかは自からの意思として、首に縄を付けて水飲み場へ連れていくまでは上司の責務です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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