過ち無きが上にも

 名門ホテルチェーンによる、食材偽装問題が続発しています。
 裾野の拡がりから、氷山の一角ではないかという疑念も拭えません。
 
 経営の神様と呼ばれた松下幸之助翁の著書「指導者の条件」には、こうあります。

 『信用は一朝一夕で得られるものではない。
 長年に渡る誤りのない、誠実な行いの積み重ねがあってはじめて、次第しだいに養われていくものであろう。
 しかし、それでいて失われる時は早いものである。
 長年に渡って正直だという信用を得たとしても、一度ウソをつけば折角のその信用も、たちまちにして雲散霧消してしまいかねない。』

 まさにその通り、高いお金を払ってでも、一流ホテルのレストランで食事をするのは、安全・安心・信用あるからこそ。
 であるにも関わらず、その期待を裏切った代償は小さくありません。
 また本著には、今日の事態を予言していたかの様な記述も残されています。

 『昔であれば、名門であるとか老舗であるといった場合は、過去に培われた信用の力がモノをいって、少々の失敗や過ちがあっても、直ちにそれが信用の失墜とは成らなかったかも知れない。
 しかし、今日は変化も激しく、情報も一瞬にして世界の隅々にまで届くというほどの時代である。
 ちょっとした失敗、過ちでも致命的に成りかねない。
 だから、指導者は信用を維持し、高めていくために、過ち無きが上にも過ち無きを期していくことが大切なのである。』

 かつて、雪印、不二家、三菱といったブランドは、致命的とも言える信用失墜の洗礼を受けました。
 その後復活できた理由は、やはり過去の信用の後ろ盾あってこそです。

 我々の様な中小零細企業が同じ問題を起こせば、砂の城の如く脆くも崩れ去ってしまうでしょう。
 過ち無きが上にも過ち無きを期していくことは必然なのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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