4Dの眼力と知力

 戦後日本において、政財界の精神的支柱とまで評された安岡正篤氏が、著書「活眼 活学」の中で、「ものの見方、考え方の三原則」を語っています。

1.目先で見るか、長い目で見るか

2.一面的に見るか、多面的に見るか

3.枝葉末節を見るか、根本的に見るか

 この三つの共通点として、同じものを見ても正反対に映ることがあります。

【 目先では得したように感じていても、長期的に見れば実は損している 】
 仕事を発注した際、業者がミスをしたため、強い口調で責め立て、大幅値引きを認めさせた
 そのトラブル以降、その業者からの紹介は無くなり、喫緊の仕事も請けてくれなくなった

【 一面だけを見て判断したことが、多面的に見ると全く違っている 】
 他人から聞いた噂や風評が芳しくなく、信用できない人の様なのでお付き合いしない
 別の人の声では、必ずしも悪い人ではなさそうなので、改めて会ってみると殆ど誤解だった

【 枝葉末節は目に付き易いが、地中に埋もれた根っこはなかなか見え難い 】 
 ある上司は、とても優しく、細やかなフォローやサポートをしてくれる
 ある上司は、とても厳しく、経験の少ない自分に無理難題を押し付けてくる 
 でも、今となって振り返れば、後者の上司の指導に感謝している 

 これらは一例ですが、人物を見る上でも、事象を見る上でも、本質を掴もうとするならば、様々な角度から観察しなければなりません。

 平面的だけでなく立体的にという意味で、「丸く見る」という言葉も使われます。
 今風に言うならば、2Dから3Dへといった感じでしょうか。
 しかし、安岡氏が昭和の時代に説いたものの見方は、更に先行く4Dです。

 見かけに惑わされず本質を見抜く、知力と眼力を身に付けましょう。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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