10日間の長期休暇

 先日、尊敬する某経営者の方が「10日間の長期休暇を取った」とfacebookに書き込まれていました。
 「社長が居ないと売上が上がる」という、俄(にわ)かには信じられない言葉も・・・。

 最近、再読した㈱武蔵野代表取締役「小山昇」著「儲かる仕組みをつくりなさい」の中に、その答えが書かれています。

【 私がいくら口を酸っぱくして「部下を教育しなさい。仕事を教えなさい。」と言っても、幹部は口先では「はい」と答えはするものの、決してやらない。
 いや、部下が新人のうちは熱心にします。
 しかし、その新人が少しでも頭角を現し始めると、とたんに教育を止めてしまうのです。
 考えてみればこれは当たり前です。
 わざわざライバルをつくって自分の立場を危うくする必要はないのですから。】

 確かに、教育すること自体が「面倒くさいから」という人もいると思います。
 しかし、その会社(店舗)の中で、「自分にしかできない仕事」を抱えて居た方が、存在感や自己重要感が高まるのも事実でしょう。
 「誰でもできる」様になってしまえば、「自分は要らなくなってしまうのではないか」という自己保身です。

【 そうはいっても、社長としてはやはり幹部には社員教育をしてもらわなくてはならない。
 となると、「嫌でも教育せざるを得ない仕組み」をつくるしかありません。 】

 その仕組みが長期休暇なのです。
 課長職以上の職責者は、年一回連続9日間以上の休暇を取得する。
 この間、電話もメール返信も御法度で、一回につき5千円の罰金。
 
 確かに、こういう状況に追い込まれますと、嫌が応でも業務の標準化、マニュアルの整備、情報の共有が必要になります。
 子供が、補助輪を外して自転車に乗る練習の時の様に、上司も部下も共に不安で仕方ないでしょう。

 しかし、10日振りに職場復帰を果たした上司の目には、飛躍的に成長し、自信みなぎる部下の姿が頼もしく映る筈です。
 次の瞬間、部下の成長と反比例で希薄化した自分の存在感に焦りを感じ、新たな居場所を探し始めます。
 そのプレッシャーが、結果的に上司と会社のステージアップを促進してくれるでしょう。

 まあ我が社の場合は、そもそも社長の存在感が薄いので関係ないかもしれませんが。
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コメント

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毎日読ませて頂いております。
ありがとうございます♪

毎回、参考にさせて頂いたり
元気をもらったりしております。


しかしながら、最近の「締め言葉」に違和感を感じます。それがなんなのかはわかりませんが。

例えば、好きな人にかまってほしい捨て言葉…

子供に「それくらい言わんてもわかるやろ」

的な…

たぶん、誰にも届いてないです。

「はい。はい。」ぐらいな。

社員さんは言わないですけど。


コメント・反響の感じから言うと
まだガッツリと話し合いをしないといけないと思います。


自分の社長がどれだけ他企業の社長より優れているかは


小さい世界では分からないのだと思います。

気づかないのもビジネスマンとして小さいとは思いますが


言葉があらくてすいません。
削除して頂いてかまいません(笑)


Re: タイトルなし

 コメント、ありがとうございます。
 おっしゃる通りですね。
 社内的には返信を求めたり、時には個々に話をすることで、共通の価値観を醸成しようと思い、その一石を投じる目的で本ブログを続けています。
 ただ、そうしたやり取りや背景は社外の方には見えませんし、この文章だけを見て、そう感じられる点があってもおかしくありません。(決して投げやりでも、皮肉でもなく)
 何れにしても、まだまだ勉強中の身の上です。
 これからも御指導下さい(^◇^)
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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