目隠ししてバットを振る

 先日、「まずは予算ありき」という内容を書きました。
 予算と同じ位の重要度を持って、聞き洩らしてはならないのがお部屋探しの動機です。
 
 結婚、離婚、就職、転勤、出産、就学・・・といった、一般的なライフイベントも、簡潔ですが正確ではありません。

 「転勤で職場が遠くなり、通勤に時間がかかるから」
 これが真の動機です。
   
 「どのエリアでお探しですか?」という質問から、「古川、和泉、石井・・・」という答えを受け、馬鹿正直にそのエリア限定で探すのは愚の骨頂。

 その地名を挙げられた理由が問題です。
 職場が森松で奥様の実家が土居田なので、その中間地点という意味であれば、井門や市坪も圏内かもしれません。
 裏道を知っていれば、お薦めできる物件も変わってきます。   
 
 「今は3Fだが、妊娠中のため、上がり降りが大変だから」
 という動機であれば、1F物件、戸建てに加えて、EVのある物件が対象です。

 「家族と家財が増えて手狭になったから」
 という動機でお部屋探しする際に、現状が1LDKだから2LDK以上を探すという考えも短絡的。
 現住居の1LDKが45㎡、御紹介する2LDKが43㎡という逆転現象もあります。

 しかし、「子供の就学を機に自分の部屋を持たせたい」
 という動機であれば、全体の広さよりも部屋数が問題なので、先の提案も有効です。

 これらは一例ですが、動機不明の商談は、目隠ししてバットを振るようなもの。
 たまに、まぐれでヒットを飛ばせたとしても、その殆どはかすりもしないでしょう。
 動機のヒアリングを深堀りすればするほど、カラ振りが少なくなり、芯で捉えた的確な提案につながる筈です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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