正義を語る勝者

 今年もまた終戦の日を迎えました。
 新たなる戦争が始まらない限り、日本の戦後は終わりません。
 日経新聞一面の春秋欄に、興味深い一節がありました。

【 「本モノノ空襲警報ガ初メテ鳴ッタノハ昭和19年11月1日デアル」
 内田百聞の戦時日記「東京焼盡(しょうじん)」の序文にこうある。】

 本土空襲の幕開けとして、この日初めてB29が東京に飛来したのだそうです。

【 実際に焼夷弾が雨あられと降りそそぎ始めたのは、昭和20年の2月以降である。
 銃後の国民が逃げ惑い、命を落とし、日本中の都市が炎上していったのは、それからのわずか半年ほどの間の出来事なのだ。】

 戦争の悲惨さを語り継ぐ映像等によって、繰り返しインプリントされてきた、戦後生まれの我々からすると、この事実は意外です。

【 大戦の空襲というと、何年間も続いていたイメージがある。
 しかし、敗戦の前年までは案外ノンビリ構えていたという。 】
 
 当時の大本営は、「一億総火の玉」のスローガンを掲げ、国民を鼓舞していました。
 しかし、戦況を知る唯一の手立てのラジオや新聞は、日本軍の劣勢を正確には伝えなかったようです。
 連戦連勝の楽観的な情報ばかりが流布される中、何も変わらない青い空、白い雲、明るい日差し、虫の声・・・。
 ノンビリムードが漂ったとしても、不思議ではありません。

 さて、ビジネスはさしずめ「人を殺さない戦争」。
 各店舗の店長を大将に立て、各々のエリアで同業他社と熾烈な戦いを繰り広げています。 
 一人のお客様を巡り、競り勝つこともあれば、競り負けることもある筈です。
 戦いを優勢に進めている陣営もあれば、劣勢を強いられている陣営もあります。
 
 来週に予定している第6期経営計画発表会では、各エリアでの戦況を、包み隠さずガラス張りでディスクローズすると共に、今後取り組むべき戦略・戦術を共有する予定です。

 7月末〆の史上最高益は過去の数字であって、第6期は既にスタートしています。
 お盆だからといって、ノンビリムードでいられないことは、皆さんが良くお判りでしょう。
 時代は移ろおうとも、正義を語り得るのは勝者のみです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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