メラビアンの法則

 コミュニケーション・パイプは、様々な手法があります。
 電話、手紙、メール、面談、朝礼、会議・・・。

 多様なコミュニケーションによる、発信者から受信者への「伝わり方」を科学したのが、「メラビアンの法則」です。

◇  7% 「言語情報=Verbal」 
◇ 38% 「聴覚情報=Vocal」
◇ 55% 「視覚情報=Visual」

 本法則によれば、手紙やメールを読んだだけでは、僅か7%しか伝わりません。
 例えば、「ばか」という言葉は、文字として読めば腹立たしい限りですが、話し言葉のアクセントやニュアンスで、「甘え」や「愛情表現」として使われることもありますし、相手の冗談に対しての軽いツッコミだったりもします。
 現代では、「バカ(笑)」といった囲み文字や絵文字を駆使して、言葉足らずを埋めることもあるでしょう。

 しかし、電話であっても伝わるのは7%+38%=45%。
 やはりフェイストゥフェイスで、相手の目をしっかり見て、時に身振り手振りで伝えあう、面談に勝るものは無いのです。

 では、メールや手紙は、面談や電話に劣るコミュニケーションなのかというと、それは違います。
 例えば、メールの効用とは何か。

① 遠隔地の方も含めて、沢山の方に、同じ内容を、同時に一斉配信できる
② 記録として残るため、証拠的価値がある
③ 発信者は、時間をかけて内容を精査することができる
④ 受信者は、都合の良い時に読み、後で読み返すこともできる

 業務上の重要な報告を、関係者一同に口頭で伝えようとすると、時間も手間も膨大です。
 言ったつもりが伝え漏れていたり、聞いたつもりが取り違っていたり、言った言わないのトラブルは枚挙に暇がありません。
 公休の社員には人伝(ひとづて)となり、更に伝わり難くなります。

 一方、緊急な判断が求められることを、メール送りっ放しではいけません。
 緊急性の無いことであれば、わざわざ休日の社員に電話することはないでしょう。

 会社の方針を伝えるべく、わざわざ休日を潰してまで全社会議を招集するのも、そうするだけの重要性があるからこそです。 

 つまり、ケースバイケース&臨機応変に、正しい手段を選ぶ判断力が求められます。
 こうして、ブログで書いたとしても、100%伝わるとは過信していません。
 だからといってやめてしまえば、7%どころか1%も伝わらない・・・やらないよりはやった方が良いのです。

 手法や手段はともかく、方針や価値観が徹底できるまで発信し続けることは、TOPの責務でもあります。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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