目に見えない信頼残高

 あるオーナー様の元へ営業に行きました。
 亡姉と同級生という御縁もあり、前職の駆け出しの頃から大変お世話になった方です。
 
 男気に溢れ、曲がったことは大嫌い。
 迂闊に筋の通らない話をして、出入り禁止になった営業マンも少なくありません。
 営業の話もそこそこに、お互い縁のある方の話が中心でした。

 「仕事する上で、能力も知識も大事だが、やっぱり信用が一番だ。」

 至言です。
 確かに、信用を得るまでも大変でしょう。
 更に、一旦失った信用を取り戻すには、それ以上の時間とエネルギーを要します。

 前職の会社が民事再生法の申請をし、行き掛かり上退職を余儀なくされました。
 立場上ポジティヴシンキングを説きながら、裏腹に「総てを失くした」とさえ思い詰めたものです。

 それでも、会社を興そうと一念発起した時に、資本を提供してくれた方、共に歩んでくれた同志、仕事の情報を寄せて頂くかつての同僚・・・様々な方々のご協力によって今日の自分があります。
 退職金も失業保険も無い上に、恥ずかしながら普通預金の残高もゼロに等しい状況でした。

 しかし、口幅ったい言い方をするならば、少しばかり信頼残高は残っていたようです。
 金は損したとしても、いつか必ず取り戻せますが、一度失った信用はなかなか元には戻りません。
 
 通帳の残高と違い、信用は目に見えないからこそ厄介です。
 心の目をしっかりと見開いて、信頼残高を積み上げていきましょう。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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