素晴らしい銅の演技

 絶対評価と相対評価の違いを掘り下げます。
 ちょっと古いですが、モントリオール五輪の女子体操、種目別段違い平行棒で見ていきましょう。

 この種目で、ハンガリーの「マリタ・エゲルバリ」は、9.875→9.9という高得点を上げました。
 しかし、9.9→9.9でルーマニアの「テオドラ・ウングレアヌ」が銀メダル。
 同じルーマニアの「ナディァ・コマネチ」は、10.0→10.0という完璧な演技で金メダルに輝きます。

 過去の事例からすると、満点が出ることなど考えられませんでした。
 ところが、全体の演技レベルが上がり過ぎて、高得点ラッシュにつながります。
 結果、絶対評価としては素晴らしい演技で高得点を上げたエゲルバリ選手ですが、相対評価としては銅メダルに甘んじた訳です。

 普段から慣用句として親しまれている「ウルトラC」も体操から来ています。
 1964年当時、技のレベルによってA難度、B難度、C難度と定められていましたが、日本男子がこのC難度を超える大技を開発したことから、識別して「ウルトラC」と呼ばれるようになりました。
 
 その後も技の開発は革新的に進み、A→B→C→D→E→F・・・ちなみに今の最高レベルはG難度です。
 これを超えると、「ウルトラG」ということになります。

 会社の中における賞与評価も、この体操競技の採点に似たところがあります。
 会社の中での配分原資を、功績に合わせて分配する訳ですから、絶対評価ではありません。

 メダルが取れるか取れないかは、相対評価で決まりますが、会社のレベルが競合他社に比較して高く成れば、当然に原資が増えます。
 高峰を目指して頑張る意味と価値がここにあるのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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