ランチの百倍の報酬

 エイブルは賃貸仲介のブランドですが、当然に売買の御用命も承ります。
 縁あってこの度、数億円の物件の売買仲介に関わることになりました。
 最終的に成就するかどうかはともかくとして、買付申込まで進んでいます。

 この業界のタブーとして語り継がれるのは、「契約前に算盤を弾くな!」という言葉。
 オカルトながら、契約前に貰える見込みの手数料計算をすると没になってしまうという意味です。

 確かにそうした経験も多々あります。
 しかし、そもそも論で言えば、沢山の情報を集めたとしても、成約までこぎ着ける確率自体がかなり稀少。
 即ち、算盤を弾こうが弾くまいが、その殆どが没なのです。

 数億円の取引が成就した際、手にすることのできる報酬は1000万円を超えます。
 そこだけにフォーカスすれば、「濡れ手で粟の良い商売」と思われるかもしれません。
 我々の仕事はあくまでも成功報酬ですから、最終最後まで見届けられなければ、それまでの努力や苦労は総て骨折り損のくたびれ儲けです。
 一件の成約の足元には、何十、何百という没の山が築かれています。

 方や、賃貸仲介の手数料単価は数万円です。
 先述の売買に比べれば、少額であることは間違いありません。
 但し、成約数と来店数で割り出す平均成約率は50%を超えています。
 来店されたお客様の二人に一人は成約して頂ける計算です。

 決まるか否かが不透明で、今年あっても来年は見込めない、文字通り水ものの売買仲介に比べれば、賃貸仲介の業績は安定しており、経営的にも計算できます。

 何より忘れては成らないのは、少額とは言いながら、一般の方が支払う金額としては高額な報酬だということ。
 素晴らしい笑顔とパーソナルなおもてなしで、数百円のランチを提供される店は幾らもあります。
 我々は、その百倍もの報酬を頂いているのです。

 金額の多寡に関わらず、一人ひとりのお客様から頂く報酬の有難味を、決して忘れてはいけません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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