毅然たるメッセージ

 20世紀最高の経営者と評される、元ゼネラル・エレクトリック社会長「ジャック・ウエルチ」」氏は、人材を四つのカテゴリーに分け、将来的にどのタイプが成功し、どのタイプが挫折するのかを、明確に示しています。

① 業績目標を達成しつつ、会社の価値観を共有できる
 ※ 会社にとって、最も大切にしなければならない人財

② 業績目標は達成できないが、会社の価値観を共有できる
 ※ 成長の途上にあり、将来的に実力を発揮する可能性を持った人材

③ 業績目標は達成しているが、会社の価値観が共有できない
 ※ このタイプが最も扱い難い

④ 業績目標を達成できず、会社の価値観も共有できない
 ※ 絶対に許容することのできない人罪

 ①の人財を重視し、④の人罪を見切り、②の人材を育てる・・・この考え方に異論を唱える人はいないでしょう。
 問題は、③のタイプです。

 このタイプ③は、今日のメシを食うことに関して、少なくともタイプ②よりも貢献しています。
 だからこそ、扱いが厄介なのです。
 ジャックウエルチは、次の様に語っています。

 「このタイプでも、右肩上がりに業績を伸ばしていける時なら、そう問題はない。
 しかし、社内のあらゆる人からアイディアを集めなければならない場面では、剛腕さが寧ろマイナスになる。
 そうしたやり方を変えさせることができるかどうかが、今後の最大の課題だ。
 それが難しいことは判っている。
 仮に、やり方を変えないのであれば、会社を辞めて貰うしかない。

 経営陣・管理職にとって、この世で一番難しいのは、しっかりと結果を出してはいるが会社の価値観と正反対のことをやっている人間に、敢然と立ち向かうことである。
 そこで行動を起こさなければ、自由に話もできず、ただ文句を言われて黙っているしかない。」

 ここでウエルチの言う行動とは、単純な首切りではありません。
 タイプ③からタイプ①に進化して貰うための行動です。

 理解して貰うための面談、話し合いも、取り組みのひとつでしょう。
 或いは業績以外に、重要な意味を持つ指標があれば、それを評価することも含まれます。
 それは、「業績も重要な指標だが、決してそれだけでは評価しない」という、TOPの毅然たるメッセージなのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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