イチロー惑わず:起

 多くの方々が、このインタビュー記事の素晴らしさを訴えていらっしゃいました。
 2月13日付日経新聞39面に掲載された、一面特集記事です。
 
 リスペクトするイチロー関連の著書は十冊以上持っていますが、200本安打が途切れ、慣れ親しんだマリナーズから名門ヤンキースに移籍し、40歳という節目を目前に控えたこの時期の肉声は、一際イチローらしさが滲み出ています。

 「『何かのために』(戦うというの)は聞こえが良い。
 でも時に(それは)、思い上がっているようにも思える。
 
 人間関係においても言えることだが、誰かの『ために』やろうとすると厄介な問題になることがある。
 しかし、誰かを『思い』何かをすることには、見返りを求めることもなく、そこに愛情が存在しているから不幸な結果になることが少ないように思う。」

 さながら宣教師のようなコメントです。
 一般的なアスリートの場合、筋肉状態の脳味噌から繰り出される意味不明なコメントを、聞いた側が咀嚼し、推し量り、翻訳して伝えることも少なくありません。
 深い分析の元、ロジカルに整理し、熱く思いを伝えられるのがイチローたる由縁です。
 
 誰かのために・・・、何かのために・・・。
 正義感・使命感の象徴たるフレーズですが、ある意味それは恩着せがましく、自己犠牲をアピールしている様にも聞こえます。
 それが、イチローの語る「思い上がり」なのでしょう。

 キリストの教えには、エロース(性愛)、フィリア(隣人愛)、アガペー(真の愛) 、ストルゲー(家族愛)という四つの愛が存在します。

 中でも、真の愛アガペーは、不変・不朽・無償の愛として、見返りを求めません。
 まさにイチローの説く「思い」です。

 イチローが、ヤンキースの「ために」戦うのではないと言い切る様に、我々ビジネスマンも会社の「ため」或いは業界の「ため」ではなく、個々人の「思い」を大切にしたいものです。    
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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