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無限連鎖考:後編

 youtubeには、ライコ社が主催する、会員向けセミナーの様子もupされていました。

 業務停止処分について謝罪した上で、不安を払拭すべく新たなサービスを開始すると説明する社長。
 社長の説明に嬉々として拍手を送る、未だ洗脳下の会員。
 いきり立ち「金を返せ!」と罵声を浴びせる、目の覚めた会員。
 悲喜交々、人間の欲望が渦巻く断末魔の修羅場です。

 豊田商事、ベルギーダイヤモンド、円天、そしてライコ社・・・。
 過去、幾多の悪徳企業が世に蔓延り、多くの会員が涙を流してきました。
 であるにも関わらず、ほとぼりが冷めた頃に新たな企業が誕生し、足音も無く忍び寄ってきます。

 十数年前、ビジネスパートナーとして関りのあった士業の男性から、職場近くの喫茶店に呼び出されました。
 そこには彼だけでなく、もう一人の見知らぬ紳士がいらっしゃいます。
 知る人ぞ知る、ネットワークビジネス界のカリスマとのこと。
 
 そこで勧められたのは、NASAがお墨付きを与えたガンの特効薬「舞茸エキス抽出液」一本2万円・・・。
 それが事実ならノーベル賞級の大発明でしょう。
 いやどうでもええけど、NASA関係あらへんし・・・。

 その後、彼と仕事をすることは勿論、連絡も取っていません。
  以前から一緒に仕事をしてきたブレーンの方々は、彼の凋落ぶりに口を揃えて苦言を呈します。  
 「もっと真面目に、本業に勤しんでいればよかったのに・・・。」

 マルチ商法、ねずみ講において、ピラミッドの頂点に位置する一部の方達は、親類縁者、友人、知人を踏み台にして一財産を築きます。
 然してその他大勢は、信用も友人も財産も、全てを失います。

 「楽して儲かる商売はない」
 「向こうから来る話に良い話はない」
 「信用を得るには時間がかかるが、失うのは一瞬」

  やはり、額に汗して働く以外に、金と信用を同時に得る術(すべ)は無いようです。    以上

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無限連鎖考:前編

 予め、タイトルの「こう」の字は講が正解ですが、無限連鎖を考えるという意味で、敢えて「考」としています。
 ネットやSNSで、「ライフコンシェルジュ」(以下ライコ社と云う)という会社が話題です。
 主力商品は・・・。
 
・「マイコンシェルジュ」
 月額2,000円を払えば、毎月一回何でも相談に応じてくれるサービス。
※ネットで検索するのが煩わしい多忙な方とか、ネットを使えない高齢者がターゲットの様ですが、客観的に見て全く必要性を感じません。

・「見守りコンシェルジュ」
 月額39,800円を払えば、遠隔地に住む高齢の親御さんに、毎日10分間電話してくれて、そのやり取りのレポートをメールで配信して貰えるサービス。
※「親が心配なら自分で電話しろ」って思うのは私だけでしょうか?

 普通に判断できる方であれば、こんな商品が売れるとは思いませんし、会社の将来性にも疑問符が付きます。
 ライコ社は昨夏、兵庫県警から特定商取引法違反の事業者に対する取引等停止命令(6か月)指示並びに代表者に対する業務禁止命令(6か月)を受けました。

 県によると同社は、アプリを開発する名目で出資を求め、
「初期投資だけで月数十万円の配当がある」
「1口9万9千円で最高5口まで入れる」
「アプリの会員になれば何もしなくても収入が得られる」
「誰かを誘ってもお金が入る」と確実に利益が出ると誤解させるなど、不当な勧誘や契約を行った・・・とのこと。
 そう、紛れもなくマルチ商法・・・いや商品に関係なく、投資、配当と謳っている時点で、これは明らかに日本の国で禁じられているねずみ講(無限連鎖講)です。

 マルチ商法は、小売店では扱っていない商品を対象とした、人脈の連鎖を活用した対面販売で、別称ネットワークビジネスとも呼ばれます。
 創始者をピラミッドの頂点(親)とし、自分の紹介で買った人(子)、その人から買った人(孫)の売上から、一定のバックが入る仕組みは、ねずみ講も共通です。  
 ピラミッドの裾野が広く、上位に近いほど高収益が期待できます。
 但し、ねずみ講もマルチ商法も、その拡がりは有限で、どこかで必ず破綻します。      つづく

棚から牡丹餅

 マイホームを建築する際、土地からお探しになる方を、俗に「土地無し客」と呼びます。
 注文住宅を建築する施主の中で、土地無し客の割合は約6割と言われています。
 
 ビルダーとしては、お客様のお眼鏡に適う土地を斡旋できれば、大きなアドバンテージ。
 従って、土地探しは住宅営業マンの仕事の柱と言えます。

 ホームとしているエリアは田舎で、土地は幾らでもある様に誤解されますが、実際にはなかなか出てきません。
 弊社をお訪ね頂く購入希望のお客様も少なからずいらっしゃいますが、ウェイティングリストに名を連ね、情報を待って頂くことに成ります。
 裏を返せば、ホームページやポータルサイトで告知する前に、水面下で売買がマッチングされる市場ということです。

 地場ビルダーからも頻繁に、土地情報を問い合わせる電話がかかります。
 先述の通り、良い返事もできないため、担当者は落胆して終わり。
 しかし、一社だけ、定期的に訪問頂く業者がいらっしゃいます。

 熱心に訪問されると、手ぶらでお返しする訳にもいきません。
 世間話的に、相続や農地転用や解体見積を進めているお話しをさせて頂きます。
 未だ商品としてまとまってはいないけれど、先々こういう土地が出る見込みの、青田売り情報です。
 営業マンは、施主にその情報を提供し、商談を一歩前へ進めることができます。
 
 そう考えますとやはり、営業は足で稼ぐもの。
 棚から牡丹餅とは言いますが、棚の下まで行って口を開けている者以外、牡丹餅を口にすることはできません。

目覚ましの呪縛

 ひろゆきさんが、睡眠負債について語っていました。
 世の中にはショートスリーパーを自負する方も少なくありませんが、過度な睡眠不足は老いの進行が速い。
 日常の睡眠負債を解消するために、目覚ましをかけない生活を勧めています。

 念のため、先進七か国の平均睡眠時間比較。

1. アメリカ 8時間48分
2. スペイン 8時間36分
3. フランス 8時間33分
3. イタリア 8時間33分
5. イギリス 8時間28分
6. ドイツ  8時間18分
7. 日本   7時間22分 
 ※ 経済協力開発機構(OECD)『 Gender Date Portal 2019』調査より

 睡眠不足は老いを招くというものの、平均寿命は日本がTOPの82歳。
 ワーストは睡眠時間の最も長いアメリカの77歳。
 長生きするか否かという観点において、睡眠時間は余り関係無いようです。

 16歳で働き始めてからというもの、眠る前にセットしアラームで目覚める生活を44年間続けてきました。
 昨春の独立により、目覚ましの呪縛から解放。
 眠たくなったら床に就き、自然の目覚めに委ねる日々です。
 結果的に睡眠時間は、「欧米か」と突っ込まれる位、長くなっています。
 圧倒的に、日中のあくびの量が減りました。

 一方、労働生産性の国際比較によると、TOPはアメリカ、ワーストは日本。
 睡眠不足は生産性を妨げる、という仮説は成り立つのかもしれません。

原因自分論

 FC(フランチャイズ)について私見を述べさせて頂きます。

 そもそもFCとは何か?
 ザー(フランチャイザー)から商品、サービス、ノウハウなどの提供を受け、ジー(フランチャイジー)として事業を運営するビジネスモデル。

 代表的なのはコンビニでしょう。
 セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ・・・。
 同じ看板、同じ品揃えでも、経営しているのは各々ジーの代表者です。
 
 ジーが自力で、商品開発、広告宣伝、仕入れ先の開拓等を行うには、莫大な資本が要ります。
 やったとしても試行錯誤の連続で、採算ベースに乗せるまでには、かなりの時間を要するでしょう。
 FCは、素人でも実現可能な成功パッケージを提供して貰う代わりに、ジーはザーから商品を仕入れ、ロイヤリティを支払います。
 
 前職で代表を務めたN社では、賃貸仲介のFC「エイブル」に加盟していました。
 県都松山では、この20年で4社がエイブルの看板を掲げています。
 その4社の中で、複数店舗を運営した会社はN社のみ。
 3年以上継続したのもN社だけ。
 1社はN社が進出する前に撤退し、1社は一期2年でエイブルの看板を下ろしています。
 
 N社にしても、13年間で7店出店し、3店退店しました。
 風の便りでは来月一杯で、更に1店退店を決めたようです。

 成功パッケージの提供とは言いますが、必ず成功する保証はありません。
 FCの経営に躓いた方々は、口を揃えてザーに対する不平不満を口にします。
 恥ずかしながら小職も、愚痴を漏らしたことがありました。
 ろくでもないザーやSV(スーパーバイザー)が存在するのも事実です。
 
 しかし、仮にそうであったとしても、同じ看板、同じ商品、同じ仕組みに、同じ人間が取り組んで、悲しいかな上手く行く所とそうでない所に分かれます。
 何よりも、そのFCに価値を感じ、加盟を決断したのは誰か。
 
 原因自分論は経営の基本です。

割引シールを待つ顧客

 開業8ヶ月、内子町の不動産売買の実情を、レポートします。
 
 先ず以て、足元の需要は堅調です。
 町内中心部、内子小学校区の宅地、中古住宅は、相場に見合った価格設定であれば確実に売れます。
 裏を返せば、中心部を外れたり、相場に見合わない物件は、ずっと売れ残ったままです。
 実際に、業者看板が掲示されながら、何年も動いていない物件が散見されます。
 
 これから先の未来を占う、売却の相談は殆どが空き家仕舞いです。
 若い働き手は仕事を求めて町外に出る。
 実家は高齢の親御さんだけが残される。
 親御さんが他界されて空き家になる・・・。
 このパターンの場合、住宅はかなり老朽化しています。
 人が住んでいる間はまだしも、空き家に成った後は、急速に劣化が進みます。
 
 中古住宅として再生できるか否かが大きな分岐点。
 再生不可なら、査定価格から解体費をマイナスしなければなりません。
 その解体費も、ここ数年で急騰しています。
 具体的に、相場15万円/坪、広さ50坪の土地価格は750万円。
 解体費に150万円、売却経費に50万円かかれば、手残りは550万円。
 仮に、査定が200万円であれば手残りはゼロ。
 それが現実です。
 
 何度も警告している通り、2060年内子町の人口は三分の一に成ります。
 人口減少に比例して、空き家はどんどん増えます。
 一方、欲しい人は確実に減ります。
 供給が増えて需要が減れば、価格は暴落するのが道理です。
 
 スーパーの握り寿司をイメージしてみましょう。
 最初は定価で売り出すものの、夕方を過ぎると次第に客足は鈍ります。
 少ないお客様に買って頂こうと、2割引き、3割引きのシールを貼っていくマネージャー。
 閉店間際には、半額の叩き売りを余儀なくされます。
 その割引を虎視眈々と狙う、狡猾な顧客の餌食だとしても、それは仕方ありません。 

 これから不動産を売ろうとする方にとってみれば、売却の長期化は命取りです。
 だからこそ我々不動産業者には、売れる価格を見極める眼力と、シビアな査定が求められます。

なさぬなりけり

 「武士訓」は、西暦1700年頃「井沢蟠竜子」が書いた、全5巻からなる武士道書の大作です。
 中でも、吉田松陰の言葉として語り継がれるこの教えは、300年の時を経た今も色褪せません。

 『何事もならぬといふはなきものを
  ならぬといふはなさぬなりけり』
 訳:どんな事でも、出来ないということは無い。
   出来ないというのは、やらないだけである。

 現代で言うところの、究極のポジティヴシンキングです。
 今も昔も、人間の可能性を問う成功哲学の根っこは共通なのでしょう。
 こうした思想の影響を受けた吉田松陰は、獄中で孟子の翻訳本も執筆しています。
 
 『即日より思ひ立ちて業を始め芸を試むべし
  何ぞ年の早晩を論ぜんや』
 訳:事業を興すも芸事を試みるも、思い立ったその日から。
   年齢が早いとか遅いとか、考える必要はない。

 人間は、良いと想うことであっても、なかなか行動に移すことができない保守的な動物です。
 失敗した時のリスクや、できない理由ばかり頭の中で反芻し、無駄に時間だけが過ぎ去ります。
 立派な理屈を並べ立てる役職者や有識者でありながら、一切行動の伴わない方も珍しくありません。

 これまで、不相応に言葉を紡ぎ、つまらぬ理屈ばかりこねてきました。
 これからはせめて、その言葉に見合った行動を心がけたいと思っています。

綺麗なお金の使い方

 イチローさんが、子供(小学校高学年生)の質問に答える番組を見ました。
 中でも、このQ&Aは秀逸です。
 
Q 
 「人生、お金が全てではない」という言葉に対してどう考えますか?

A
 確かに、お金が全てではない。
 但し、お金無しでは生きてはいけない。
 どうやってお金を稼ぐかは大変重要。
 でも、もっと大事なのはどうやって使うか。
 子供の頃は、人にご馳走して貰ったり、奢って貰うと嬉しい。
 ところがある時から、反対の立場が気持ち良くなってくる。
 自分ではなく、他人に喜んで貰うためにお金を使えたら凄くhappy。
 そんな風に成りたいと思っているけれども、なかなかできない。
 綺麗なお金の使い方ができる人に成って貰いたいし、僕もそうでありたいと思う。
 
 これまでイチローさんは、東日本大震災に1億円、神淡路大震災時に1000万円を寄付しています。
 また、グリーンスタジアム神戸の年間席を購入し、被災した野球少年を招待した話も有名です。
 でありながら、言って聞かせるだけでなく、自らも道半ばと語る謙虚さこそがイチロー流でしょう。   

 過去出会った中には、「綺麗も汚いもお金に色は着いていない」と主張する方もいらっしゃいました。
 しかし、稼ぎ方と使い方によって、人の値打ちは測られる。
 僕もそうでありたいと思います。

顕彰規程と表彰制度

 昨年11月、献血した際、担当の方からこう言われました。
「おめでとうございます。
 今回の献血で感謝状が贈られます。
 何か月分かまとめて送るので、少し時間がかかると思いますが、お待ち下さい。」

 100回目ならともかく、その時は90回目という切りの悪さ。
 担当の方が100回目と間違ったのかな位に思い、特に意識もしていなかったのですが・・・。
 
 それから三ヶ月以上経過した先日、立派な感謝状が届きました。
 改めて、規程を読みますと、献血には顕彰規程と表彰制度が存在します。


【 顕彰規程 】
① 献血10回に到達した方
② 献血30回に到達した方
③ 献血50回に到達した方
④ 献血50回以上の献血者で満60歳を迎えた後に献血をした方(※今回)
⑤ 献血50回以上の献血者で満68歳を迎えた後に献血をした方

【 表彰制度 】
 「有功章」
⑥ 献血 70回以上 銀杯
⑦ 献血100回以上 金杯

 残すところ⑤⑦でフルコンプリート。
 献血100回までは後4回。
 4月には到達の御報告が出来る見込みです。

衰えない向上心

 間もなく56歳を迎えるキングカズこと三浦知良選手は、ポルトガル二部オリベイレンセで、プロ40年目の開幕に臨んでいます。
 引退年齢の平均が26歳と言われるプロサッカー界にあって、二倍以上を現役で奮闘している三浦選手は、同世代の偉大なベンチマークです。
 日経新聞のコラム「サッカー人として」に、次のコメントが書かれていました。

・所属先の選択肢の中でポルトガルが一番大変なのは目に見えていた。
・僕の今の力でそこでやっていくとなると掛け値なしに大変。
・でも「苦労」というものを僕はもう一回味わいたい。
・成長したければ、今回のような環境に来るべきなんだ。
・そこに身を置き、自分がどういう精神状態に成り、どんな思いでピッチに向かうことになるのか、もう一度経験したかった。目を反らすのは逃げだと思った。
・人間として一番成長できるのはおそらく、一番苦労する道なんだ。
・僕は恵まれているよ、苦労ができるんだから。
  
 今の三浦選手を支えているのは、持って生まれた才能や、強靭な身体ではなく、この思考回路でしょう。
 日本代表として活躍した選手も例外なく、加齢と共に衰えます。
 かつてのプレイができなくなった自分に見切りをつけ、引退を選択する。
 無様な姿を晒したくないという、トップアスリートとしてのプライドもある筈です。

 しかし、三浦選手は常に、過去の栄光栄華を振り返りません。
 40年前と変わらず、今の自分の実力を受け入れた上で、そこから高みを目指す。

 誰もが認める実績以上に、三浦選手を輝かせているのは、衰えない向上心です。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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