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正義とは何か

 ロシアのウクライナ侵攻は、外交努力の虚しさを決定付けました。
 そして、一つの原則を思い知らされます。

 正義が力ではなく、
 力が正義なのだ。

 1989年、中国共産党による、天安門事件
 2003年、米英を中心とする、連合国軍のイラクへの攻撃
 2014年、ロシアによるクリミア併合
 2020年、中国共産党による、香港民主化弾圧・・・

 大義の有無、正誤に関わらず、力が正義とする歴史は繰り返されています。
 これは、国際社会だけに留まりません。

 交渉は、すべからく勝てば官軍。
 百万言を費やしても、負け犬の遠吠え。
 企業間でも、会社内でも、業界団体においても、その本質は共通でしょう。

 しかし、その力を有する団体やトップが、永続できるか否かは別です。
 強大な権力に任せ、自らの存在を誇示したとしても、世論の支持が伴わなければ、必ずどこかで躓きます。
 
 裏を返せば、一時的に強引過ぎる手法であったとしても、共感できる大義があるとすれば、中長期的には正義への理解が追い付く筈です。
 正義とは何か。
 改めて考えさせられるテーマです。
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会社は誰のものか

 先日、旧知の御取引業者の方と会食しました。
 十年来のお付き合いですが、こうした機会は初めてです。

 ・ 業界の行く末
 ・ 創業者の高齢化
 ・ 後継者問題
 ・ 事業継承・・・

 その業者様は、総合的な観点からM&Aを選択されたそうです。
 M&Aは、平たく言えば会社の売買。
 不動産取引同様に、売りたい方と買いたい方が居て、双方のニーズをマッチングする仲介業者が存在します。 

 守秘義務の元、交渉は水面下で進められ、決断するのは株主です。
 社員に知らされるのは、結論が出た後。
 ある日突然、新たな社長が現れ、理念も、方針も、条件も、社風も変わるかもしれません。
 郷に入れば郷に従うのが、サラリーマンの宿命です。
  
 今お世話に成っているグループも、30年に渡ってM&Aを重ね、今日十数社からなるコングロマリットを形成してきました。
 自分が代表を務める不動産会社は、13年前ゼロから立ち上げた、M&Aによらない例外的な会社です。
 創業から短期間で店舗を展開し、それなりの企業として認知されるようになったのは、資本家の多大なる協力あってこそでしょう。
 その前提の上で、多少なり、自分が創ってきたという自負もあります。
 しかし、株式を有していない以上、1ミリたりとも自分の会社ではありません。

 会社は誰のものか?
 資本主義社会における、その答えは明白です。

景気浮沈のリスクヘッジ

 毎朝のルーティンの一つに、チェックするサイトがあります。
 「私的倒産速報集積センター」
 前職の会社の破綻を経験して以降、こうした情報には敏感に成りました。
 自社のリスク管理上も然ることながら、業界トレンドを探る上でも有効です。

 今年に入ってからの愛媛エリアの情報はというと・・・。
 1月11日 A自動車(西条市神拝)
 1月24日 D建設(今治市喜多村)
 1月27日 K工業(大洲市徳森)
 2月22日 T建設(松山市北条辻)

 4社中、3社が建設関連です。
 ウッドショック、アイアンショックに端を発した、建築資材の高騰。 
 コロナ禍、物価高、金利上昇懸念のトリプルパンチによる、消費マインドの減退。

 業界的に見れば、良い材料は全く見当たらないのが実情です。
 昨年は、緊急融資により真水が注入されたものの、一時凌ぎに過ぎません。
 先送りされていた膿が、今年一気に噴出するのではないか、という見方もあります。
 まさしくパンドラの箱は、開いたばかりです。
 
 その点、不動産業界は安定しています。
 景気が良く成れば買いが先行し、悪く成れば売りが先行する。
 物件価格は需給バランスによって形成され、その時々の相場というフィールドで商売が成立する。

 不動産と建築との融合は、景気浮沈のリスクヘッジという意味においても極めて有効です。

失われた2時間:後編

 ① ONとOFFの切り替え

 通勤時間が長いと、就業時間内に成すべきことを成し、メリハリをつけようとする心理が働きます。

 いわば、ダラダラ残業に成りません。

 

 ② 時間に余裕を持つ習慣

 長距離だからこそ、時間に余裕を持つ様に成りました。

 会社にほど近い社宅に住んでいた時期には、遅刻することもあった様に思います。

 

 ③ 移動時間=思考時間

 会社には同僚が居て、家には家族が居ます。

 よくよく考えれば、一般人にとって一人の時間はそう多くありません。

 長距離通勤は、強制的に、確実に、一人の時間が設けられます。

 今日一日の予定や反省を、冷静に、客観的に、見直すことができる貴重な時間。

 実際、ブログのネタの殆どは、行き帰りの車中で組み立てられたものです。

 

 ④ 感性が磨かれる

 日の出、日の入りの時間の推移。

 春は桜、夏は向日葵、秋は紅葉、冬は雪景色・・・。

 幸いにも、自然豊かな田舎道ですので、そうした季節の移ろいを感じながら運転することができます。

 それは最高の癒しであり、至福の時間です。

 

 22年間に渡って続けてきた長距離通勤に、間もなくピリオドを打つことに成ります。

 その時間をどう過ごすかは、次章の重要なテーマと言えるでしょう。

 失われた2時間と成りませぬよう・・・。   以上

失われた2時間:前編

 所ジョージさんがMCを務めるTV番組の中で、片道数時間に及ぶ長距離通勤に密着するコーナーがあります。
 毎回、5時間、6時間は当たり前です。

 先日取り上げられていた、富士山の頂上で気象観測されている教授は、何と片道11時間。
 それには及ばないまでも、長らく内子⇔松山間の通勤を続けてきました。
 片道約40㎞、所要時間約1時間の道程です。

 振り返りますと、始まりは2000年。
 改めて、その営みを総計してみました。

 22年間 × 250日 = 5,500往復
◆ 距離 = 5,500 × 往復80㎞ = 440,000㎞
 
 勿論、通勤以外の営業でも使用しており、車は4台を乗り継いでいます。
 2台目の走行距離は360,000㎞に達しました。 

 距離だけでなく、時間も膨大です。
◆ 時間 = 5,500 × 往復2時間 = 11,000時間

 睡眠時間を除いた稼働時間ベースで換算すると、約2年間は通勤のために、車の中で過ごしたことに成ります。
 22年間の内の、約1割に当たる2年間です。

 こうして考えますと、実に勿体ない気がします。
 しかし、長距離通勤は自分にとって、実に有意義でした。
 以下、長距離通勤がもたらすメリットを挙げて参ります。    つづく

きょうようときょういく

 先日、お訪ねした大先輩から教えられました。

 「活き活きとした人生を歩むためには、『きょうよう』と『きょういく』が必要」

 普通に聞けば、教養と教育ですが、どうやら違うようです。

 「今日、用があること。
  そして、
  今日、行く所があること。」

 不動産業に身を投じて30年間。
 そこそこ忙しい日々を送って参りました。
 
 休みが取り難い時もあります。
 夜遅くまで或いは、朝早くから働くことも珍しくありません。
 正直、「たまにはゆっくりしたい」と思います。
 実際、休日には、温浴施設でまったりすることもあります。

 しかし、それは、きっと、たまにだから楽しめるのです。
 毎日毎日、予定の無い朝を迎えるとしたらどうでしょう。
 
 自分がこれから飛び込もうとしているのは、不安や焦燥にかられ、心休まる暇の無い世界です。
 裏を返せば、だからこそ活き活きと過ごせるということなのかもしれません。

想い通りに道は開ける

 愛媛最大のショッピングモール「エミフルMASAKI」北側のバイパスの名前を御存じでしょうか。
 その名も「想い通り」。 
 しかし人生は概ね、想い通りには成りません。
 
 時に、逆境や苦難や災難に見舞われることもあります。
 谷かと思えば、更なる谷底へと突き落とされることもあります。
 私も例外ではありません。

 父の死、姉の死、母の死・・・。
 前職の会社の破綻、そしてこの度の決断。
 今はただ、膨らむ希望と同じだけ、大きな不安に晒される毎日です。
 
 デール・カーネギーは、名著「道は開ける」の中で、不安の解消法を綴っています。
 
 1.状況を大胆率直に分析し、その失敗の結果生じ得る、最悪の事態を予測する
 2.やむを得ない場合には、その結果(最悪の事態)に従う覚悟を決める 
 3.最悪の事態を少しでも好転させるように、冷静に自分の時間とエネルギーを集中させる
 
 これまで経験した幾多の逆境も、この思考法によって救われてきました。
 まずは、最悪の事態を想定する。
 次に、その最悪の事態を受け入れる。
 そして、人事を尽くす。

 今日も自分自身に言い聞かせます。
 コントロールできないことに悩むことを止めて、コントロール可能なことに最善を尽くす。
 きっと道は開ける筈です。

感謝というエネルギー

 悩み、迷い、惑う時には、ポジティブシンキングの本を読むに限ります。
 西田文郎著「人生の目的が見つかる魔法の杖」は、珠玉の一冊です。

【「どん底に落ちると、必ず助ける人が現れる。」これも人生の法則だ。
 どん底というのは、自分の力ではどうにもならない状態である。
 そのことを認識すると、100%例外なく、助けてくれる人が現れる。
 見かねて手を差し伸べてくれることもある。
 しかし、それだけではない。
 まわりにいて自分を助けてくれている人。
 黙って助けてくれていた人の存在に気付くのだ。
 人間は関係の中でしか生きられないから、どんな人でも100%例外なく、誰かに助けて貰いながら生きているし、これまでも助けられて生きてきた。
 それは奥さんかもしれない。
 あるいは両親や友達、上司や同僚かもしれない。
 どん底ではその人たちが、いかに自分を助けてくれているか、その人たちの存在にいかに支えられてきたかということに、今更の様に気付くのである。
 そうなった時に、感謝という素晴らしいエネルギーが沸いてくる。】

 自分の今の状態が良いか悪いかはともかく、決して「どん底」ではありません。
 更なる底があることを知っていますし、経験もしてきました。

 但し、最後の一行にある、「感謝」という素晴らしいエネルギーが沸き出(いず)る実感だけは、人一倍感じる今日この頃です。

不動産よろず相談所

 独立するにあたり、決断に至るには様々な要素がございました。
 その総ては晒せませんし、お話ししても恐らく、理解できない程度に内容は複雑です。
 しかし、煎じ詰めると二つに集約されます。

 一つはお金の部分。
 もう一つはお金以外の部分です。

 前者について、恥ずかしながら、残念ながら、隠居を決め込むほどゆとりはありません。
 もう少し働き続けざるを得ない。
 従って、まだ辛うじて余力を残す今、定年の無いステージへ進むことにしました。

 次に、後者です。
 仮に、お金の心配が全くない状況にあったとしましょう。
 60代半ばまで勤め上げ、「御苦労様でした」と肩を叩かれた翌日からの自分をイメージします。

 朝、いつも通りに目覚めて、シャツに腕を通し、ネクタイを締め、スーツに身を包み・・・。
 いや、もうその必要は無いのです。
 今日の予定は、何もありません。
 
 晴天なら、一時間ほど散歩して、
 TVのワイドショーを見て、
 正午になれば昼食を、夜になれば夕食を頂く。
 たまに温浴施設でサウナに入り、
 月に何度か頼母子で集う知人と談笑し、
 二週間に一度献血ルームに足を運ぶ・・・それも年齢上限の70歳まで。

 いや、そうした穏やかなルーティンを望む方もいらっしゃるでしょう。
 ただ自分は、そうした未来図にぞっとしました。

 昨年12月にリニューアルされたNYホームHPの社員紹介欄に、「将来の夢」という項目があります。
 当時、独立は頭の片隅にも無かった訳ですが、そこにはこう書かれています。
 「不動産よろず相談所」
 この夢を言葉にして書き留めたことで、自らの潜在意識が揺れ動かされたのかもしれません。

希望ある限り若く

 今まで御世話になった皆様に、御挨拶の行脚中です。

 

 相手の方は初めて聞く話ですが、自分は同じ話を何度も繰り返します。

 その同じ話の繰り返しの過程で、徐々に意志が固まってくる感覚があります。

 勿論、既に引き返せないところまで来ていますし、引き返すつもりもありません。

 それでも、日々は不安との闘いです。


 皆様とお会いして、色々なアドバイスや激励を頂くことで、勇気づけられ、背中を押されます。

 ある方から、サミュエル・ウルマンの詩を贈られました。


 青春

 青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。 

 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

 年を重ねただけで人は老いない。

 理想を失う時に初めて老いがくる。

 歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。 

 苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。 

 年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

 曰く「驚異への愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

 人は信念と共に若く  疑惑と共に老ゆる

 人は自信と共に若く  恐怖と共に老ゆる

 希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

 大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない。

 これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。 

 

 ありがとうございます。

 一生青春の精神で、これからを生き抜きたいと思います。

プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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