fc2ブログ

人生は有限:中

 幼少の頃から競技し続けるアスリートにとって、五輪メダリストは夢の頂です。
 その機会は、四年に一度しかありません。
 
 また今大会は特別な、5年目の開催。
 ラグビーの福岡選手は、この一年順延を受け、引退という人生の選択をしました。

 また、白血病を克服した水泳の池江選手の場合、一年前であれば出場できなかったでしょう。
 競技によって差はあるものの、アスリートの選手寿命の短さには驚かされます。

 例えば競泳の場合、平均の引退年齢は20代前半です。
 二つの金メダルに輝いた大橋選手は、今年26歳に成りますから、一般論で考えれば次はありません。
 まさに、人生の中でここしかないというタイミングに、自らのバイオリズムをピークにして臨み、ベストなパフォーマンスを発揮できた者だけが、メダルを手にできる訳です。

 しかも、200m個人メドレーは凄まじい混戦となり、2位の選手との差は僅かに0.13秒。
 3位選手とは0.52秒差、4位の選手とは0.63秒差でした。

 僅差に敗れた選手は、次の大会へ向けて雪辱を期します。
 4年間とは、1,461日=35,064時間です。

 五輪に出場しているアスリートのバッグボーンには、漏れなくこの膨大な時間の努力があります。
 だからこそ、歓喜や感動が生まれるのでしょう。        つづく

スポンサーサイト



人生は有限:上

 コロナ禍拡大の中、日本選手による連日のメダルラッシュが勇気と希望を与えてくれています。
 その一方で、本命視されながらメダルを逃した選手の報も伝わってきます。

 ・ 400m個人メドレーの瀬戸選手
 ・ バドミントンの桃田選手
 ・ 卓球の張本選手
 ・ 体操の内村選手
 ・ テニスの大坂選手・・・
 

 改めて、アスリートにとって五輪は、特別な大会と言えるでしょう。


 象徴的なのは、かつて鳥人と称された、棒高跳びのレジェンド「セルゲイ・ブブカ」選手です。

 ブブカ選手は現役時代、世界記録を35回(屋外17回・室内18回)も更新。

 世界陸上でも第1回ヘルシンキ大会から第6回アテネ大会まで6連覇という偉業を達成しています。

 文字通り、向かうところ敵なしの無双状態です。

 ところが、五輪代表に五度選出されながら、メダル獲得はソウル五輪の一度だけ。

 他の四大会は、ボイコット、記録なし、棄権、記録なし、と五輪との相性は最悪でした。

 

 やはり、五輪には魔物が棲んでいます。     つづく

愚痴よりも知恵を出す

 組織というのは摩訶不思議なものです。
 TOPがミッション&バリューを示し、経営計画書に魂を込め、全社員に配布し、発表会を行い、毎日の朝礼で繰り返し繰り返し訴えたからといって、浸透する保証はありません。

 社長→役員→部長→課長→主任→社員。
 こうした階層の途中で誰か一人が間違うと、伝言ゲームよろしく、そこからは間違いが拡がります。
 
 会社組織において上意下達は常識ですが、社長だろうと役員だろうと、社員への影響力は直属の上司には敵いません。
 家庭に例えれば判ります。
 外に出て仕事ばかりしているお父さんの言うことが幾ら正論でも、常に身近にいるお母さんの言葉の方が、子供の心には響くものです。

 勿論、求心力に長けた、エネルギッシュなワンマン社長が居て、手先、足先まで一気通貫という会社もあります。
 しかしその場合、総じて幹部がお飾りとなり、TOPへの依存度の高さが、却って企業のリスクに成ります。
 だからこそ、ミドル教育が重要です。

 誤解を恐れずに言えば、社員が100%満足している会社は皆無でしょう。
 生まれも育ちも年齢も性別も趣味も嗜好も価値観も、バラバラ集団である以上、大なり小なり不満があって当然です。
 
 その不満を不満のままで放置していたら、出てくるのは愚痴ばかり。
 不満を改善の種と捉えて、愚痴では無く知恵を出し、改善提案へと昇華させる。
 そう、出すべきのは愚痴ではなく、知恵です。

承認欲求を持つ生物

 昨日は、出張中の一人を除く全社員の評価面談を行いました。
 一人当たりに要する時間は、約30分です。

 我がグループの賞与は年三回。

 7~10月、11~2月、3~6月のスパンで、4ヶ月毎の評価が行われます。

 

 基本的な算出式は以下の通りです。

 基本給月額 × 部門業績評価 × 個人評価

 それぞれの評価掛け率は、0.6~1.4で、更に賞罰や調整が加算されます。


 試しに、最高値と最低値とでシミュレーションしてみたところ、賞与格差は20倍以上。

 また、年収差は1.6倍と成りました。

 成果を残す残さないに関わらず待遇が同じであるなら、やる気は損なわれます。

 そういう意味では信賞必罰、やったらやっただけ報いることのできる枠組みは整っています。


 さて、公正な評価以上に重要なのは面談です。

 良かった点を称賛し、改善点を示し、自己評価との齟齬を埋める。

 評価結果に納得し、次の期へ向けてのモチベーションを高められるか否かが、上司の重要な役割でしょう。


 我がグループでは、三年前から人事評価のシステムが導入され、評価面談によるフィードバックが求められる様に成りました。

 従って管理職は、最低年三回の面談が義務付けられています。

 

 個人的には、そうしたシステムの有無に関わらず、グループ入り及び創業して12年間、評価面談は欠かさず行ってきました。

 その理由は単純明快。

 人間は、この地球上で唯一、「認めて貰いたい」という承認欲求を持つ生物だからです。

心の目に届く輝き

 皆様同様、熱い夏の夜を過ごしています。
 そう、東京五輪で活躍する選手達の、メダル獲得の報に一喜一憂する日々です。
 
・ プレッシャーを跳ね除け、期待以上の活躍を見せる選手
・ 前評判の重圧に押しつぶされ、失速してしまう選手
・ ノーマークであったにも関わらず、メダルを手にする選手・・・

 まさしく、悲喜交々の夏。
 若い頃にはよく、TVを通じて日本人選手の活躍を応援したものです。
 思う結果が残せなかった選手に対して、愚かにも冷淡な思いを抱いたこともあります。

 しかし、歳を重ねるに連れて、心持ちも随分変化しました。
 まずもって、ライブ中継をまともに見ることができません。

 ・ 男子400m個人メドレー予選に臨む瀬戸選手。
 ・ 卓球混合ダブルス、水谷&伊藤ペアの対ドイツ戦。
 ・ 体操界のレジェンド、内村選手の鉄棒の演技。
 ・ 十三年振りの五輪のマウンドに立つ上野投手・・・。

 何れも、今大会序盤戦の象徴的なシーンと言えるでしょう。
 その映像を確認するのは常に、結果が出てからです。
 勿論、人一倍興味はあります。

 前回大会からの5年間、或いは五輪を夢見、志してからの十数年に及ぶ、激しく厳しい努力と忍耐が、この瞬間のために凝縮されるのだと思うと、胸が押しつぶされそうになり、正視に堪えないのです。 
 思う結果が残せずに敗退する選手に対して、労いと感謝以外にかける言葉はあるでしょうか。

 我々に夢と希望をもたらすのは、金銀銅のメダルだけではありません。
 そしてその輝きは、心の目を見開く人にのみ届きます。

決断の責任とリスク

 遂にと言うか、やっとと言うか、東京五輪が開幕しました。
 前回大会から半世紀振り、順延から二年越しです。

 アスリートは各々、この五年間、今日の日に備えて、辛抱と鍛錬を重ねてきた筈です。
 それでも、体操の内村選手、災の瀬戸選手の様に、まさかの魔物に取り憑かれる。
 これもまた、五輪ならではでしょう。
 
 熱波の中、連日の様に寄せられるメダル獲得のニュース。
 彼らの頑張りは間違いなく、コロナ禍に疲弊する国民を勇気付けてくれます。

 一方で驚かされるのは、この期に及んで本気で中止を求める一派の存在です。
 勿論、日本には言論の自由があります。
 反対の意見にも、真摯に耳を傾けなければなりません。
 選挙の一票を通じて、意思表示されれば良いでしょう。

 しかし、一つだけ判って頂きたいことがあります。
 進むにしても、引き返すにしても、決断にリスクが伴うのは当然です。
 換言すれば、リスクの無い決断はありません。

 火の粉の降り注がないセーフティエリアから、代替案も持たず、無責任に石を投げる方とは、次元が違います。
 そして、後出しじゃんけんなら、だれでも勝てます。

 

罪作り掃討作戦

 社内で不祥事が起きた際、当事者だけのせいにして幕引きするのは間違いです。
 徹底的に真因を探り、再発防止策、未然防止策まで講じられるべきでしょう。

 先ずもって、社内の管理体制は充分だったのか。
 原因自分論で、しっかりと掘り下げます。
 
 例えば、倉庫に積まれた工具や材料は、総て会社の資産です。
 資産であるならば、定期的に棚卸しを行い、品目や数量を把握しておかなければなりません。
 できていないとすれば、それは管理不行き届きです。

 善意か悪意かに関わらず、人は魔が差すことがあります。
 資産が無くなっても、誰も気付かない・・・。
 杜撰な管理状況のまま放置することは、まさしく罪作りでしょう。
 
 併せて、社員教育の必要性もここにあります。
 常識や倫理や道徳は、教育されるべき事柄です。
 大人の職業人であれば、「故意では無く未熟が故」と言い訳しても、残念ながら善意には解釈されません。 
 
・ 一定レベルの知識
・ 正しい倫理観
・ 誠実な人間性 

 三つの要素を兼ね備えた人材を育み、罪作りな状況を一掃することが、会社としての責任です。

昇進したくない:後編

 ジャック・ウェルチ曰く、昇進のために必要な五つの条件。

①  部下との関係に留意する(コミュニケーション・愛情・思いやり・気遣い)
②  会社の方針に沿って、存在感を示す(ミッション・ヴァリュー・戦略・業績)
③  多くのメンターからの助言を受け入れる(素直・謙虚・誠実)
④  ポジティブな態度で周囲を感化する(プラス思考・発信力・影響力)
⑤  挫折しても歩みを止めない(忍耐力・不撓不屈)

 我が社の経営者や幹部を見渡してみて、五つの条件に適う万能な人材はどれ程居るものか。
 リーダーシップは、昇進するための一つの単位の様なものだ。
 即ち、継続的な教育・研修は必須と言えよう。
 
 また、制度的に重要なのは職務分掌・・・特に責任、権限、待遇の三条件である。
 この三条件は三位一体であり、バラバラでは成り立たないし、どちらかが先で、どちらかが後でもない。
 会社側から見ると、責任はTAKE(求める)、権限と待遇はGIVE(与える)。

 会社が社員に、責任を求めるのであれば、相応の権限と待遇を与えなければ吊り合わない。
 一連のバランスが良好に調和していれば、経営者も幹部も社員も、納得性が生まれる。
 また、活き活きと働く役職者の姿を見た一般社員も触発され、「昇進したい」という願望が育まれる。

 グループ入りして12年。
 様々なポジションを経験してきたけれど、まだまだやり残した仕事がある様な気がしてならない。      以上

昇進したくない:前編

 最近の傾向として、昇進を望まない社員が増えている。

 以前は、結婚、出産といったライフイベントに際し、女性社員が職場を去る傾向が顕著であった。
 優秀な人材のリタイヤに伴う損失は、会社にとっても本人にとっても大きい。
 近年、時代の流れとして、産休、育休を取り易くなった。
 これは、ある意味、ポジティブな意味での「昇進を望まない」一つのパターンと言えよう。

 一方で、そうした必然性とは別に、「昇進を望まない」層も確実に増えつつある。
 理由は、大きく二つ。
1.  豊かな時代に育ったため、ハングリーでない
2.  仕事だけでなく、プライベートも充実させたいため、責任を負いたくない

 「人生はお金だけではない。お金はそこそこで良いから、程よいワークライフバランスを保ちたい。
 役職がつくと責任も重くなるので、できるなら今の役割をまっとうしたい。」

 こうした、現状維持思考社員ばかりの会社の将来図はというと、想像に難くない。
 GEは、虎視眈々とポジションを狙う出世欲の強い社員ばかりで、熾烈な競争意識が、能力やモチベーション向上の源泉にも成っている。
 これに倣い、刺激的な環境を創造しようとするなら、意識と制度の両面からメスを入れるべきだ。     つづく

悪意の切り取り

 マスコミの負の扇動には辟易とさせられます。
 先日の、東京五輪開催に向けた意気込みを語る菅総理の記事内容と、ネットニュースの見出しとの齟齬は、明らかなミスリードです。

【 見出し 】
 菅首相「五輪やめるのは簡単」

【 記事内容 】
 『夏季五輪の開幕式まで3日となった20日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに応じた。
 五輪の開催を巡っては、日本と世界の双方にとって危険だとの批判が上がっている。
 菅氏は、足元で1日当たり数万人の新規感染者が出ているにもかかわらず、マスクなしの観客が詰めかけた会場でテニスのウィンブルドン選手権やサッカー欧州選手権を実行した英国の事例に言及。
 その上で「感染者数なども、海外と比べると、一桁以上といってもいいぐらい少ない」とし、「ワクチン(接種)も進んで、感染対策を厳しくやっているので、環境はそろっている、準備はできていると、そういう判断をした」と述べた。
 日本では、公共の場ではほぼ全員が引き続きマスクを着用している。菅氏は選手を含め5万人以上が日本を訪れる中で、国民を守るにはマスク着用が極めて重要だと指摘。
 「マスクを外してしゃべることが一番(感染が)広がりやすいと言われており、日本(国民)は徹底してやってくれている」と述べた。
 菅氏は、自身に近い関係者を含めた人々から五輪を中止することが最善の判断だと、これまで何度も助言されたと明かした。
 「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ」とした上で、「挑戦するのが政府の役割だ」と語った。』


 14文字前後に要約した言葉で、記事へと誘導しなければならない難しさは承知しています。
 それにしても、この言葉の切り取り方は、菅総理にも、五輪の選手団にも、甚だ失礼でしょう。
 悪意しか感じません。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR