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廃止と無効の違い

 先日の、愛媛県宅地建物取引業協会の総会において、某代議員から一つの質問が出されました。

 「昨年の理事会で、某委員会の無効が決議されている。
  某委員会は、一昨年の理事会で設立が承認されている。
  無効ではなく、廃止とすべきでは無かったのか。」

 この質問に対する回答です。

 「廃止とした場合、設立から廃止までの一年間の活動は有効と成ってしまう。
  委員会の行った裁定に対し、定款違反を指摘する判決も下っており、
  委員会に与えられた権限や、設立の経緯そのものに瑕疵が有る以上、廃止ではなく無効が適切。」

 ・理事解任は総会の決議事項であり、その権限を一委員会が有することはできない。
 ・同様に、総ての会員に認められる被選挙権の剥奪を、一委員会が行うことはできない。
  これは司法の判断です。
  そもそも、このタブーを犯したことが、混乱の始まりでした。
 
 廃止 = やめること。
 無効 = 法律行為や意思表示があったものの、その有効要件を満たさないため最初から効果を生じない状態。

  改めて、廃止と無効は似て非なるものなのです。
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四千回目の今日の言葉

 本日、当ブログは4,000回目と成りました。
 御愛読頂いている皆様には、厚く御礼申し上げます。
 そして、約11年間休みなく継続できた、健康と平穏の日々に感謝したいと思います。

 とはいえ、日記の如く、リアルに毎日書いている訳ではありません。
 連休前には、当日24:00ジャストに時間設定した沢山の記事を、まとめて予約投稿したりします。
 また、予約のストックが切れていて、慌てて取り繕う様に書く時もあります。
 
 元々自分は、他人から管理されないと継続しない弱い性格です。
 そこで、毎日ブログupを公言し、毎朝SNSでシェアします。
 周囲から見られているというプレッシャーが、先回りして怠惰の芽を摘んでくれます。
 
 以前、前職の会社の社長が、毎週月曜の朝「今週の言葉」というメッセージを発信されていました。
 知識も能力も人格も圧倒的に劣る自分が、少しでもその背中に近付ける様にと始めたのが「今日の言葉」。
 弱い心を強くする特効薬は継続です。
 会社を離れる段階で一旦途切れてしまいましたが、NYホーム起業後に再開しています。
 
 会社に集う社員は、生まれも、育ちも、年齢も、経験も、性別も、趣味も、嗜好も異なるバラバラ集団です。
 一つの目標に向かって邁進するには、そのバラバラの社員のベクトルを合わせる必要があります。
 毎日毎日見聞きして得た気付きを拙文にして発信することで、求める人材像や大切にしたい価値観を訴えてきました。

 4,000という数字に特段意味は無く、単なる区切りに過ぎません。 
 これからもベクトル合わせのために、また自己研鑽と安否確認の意味も込めて継続して参ります。
 24:00に成れば、4,001回目です。

レッテルとブランド

 グッチ、エルメス、ルイヴィトン・・・。
 世の中に、ブランドは数多(あまた)存在します。
 そもそも、ブランドとは何でしょう。

 「ブランド(brand)」
 語源は、家畜などに押した「焼き印(burn)」。
 昔、農家では自分の牛を、他の牛と識別するために熱く焼いた鉄印を押した。
 
 ブランドは、自らを差別化するために押されます。
 一方、負の焼き印は、レッテルです。

 例えば、頻繁に遅刻する社員は、「時間にルーズ」。
 体調不良で休みがちな社員は、「身体が弱い」。
 そうやって、レッテルを貼られてしまいます。
 周囲の反応は「やっぱり」・・・それがレッテルです。
 仮に、取り組み姿勢が誠実、勤勉であったとしても、そのレッテルが評価を下げてしまう。
 非常に勿体ないことです。

 自分は基本、始業2時間以上前に出社しています。
 年に1~2度、少しだけ体調を崩すことがありましたが、コロナ禍以降、健康に留意しているせいか、風邪も寄せ付けません。
 周囲の反応は「らしくない」・・・それがブランドです。
 仮に、寝過ごした際、体調不良や現場直行の連絡を入れても、おそらく欺き通せます。
 しかし、そうした偽りが重なると、不信感につながり、ブランドは失墜します。

 信用を預け入れて積み増すか、引き出して減らすか。
 それが、目に見えない貯金通帳の信用残高です。

あれどうなった?

 問題です。
 次の仕事を当てて下さい。

 ・ 短時間で簡単にできて、効果は絶大
 ・ 実行すれば、極めて効率的
 ・ 怠れば手戻りが増えて、実に非効率
 ・ まめに行えば、信頼が深まる
 ・ 怠れば、信用を損なう。 
 ・ 断然得なのに、やらない人が多い。

 答えは報連相です。
 上司や先輩から指示されたら、その進捗を報告する。
 現場で事故やクレーム等が発生すれば、速やかに連絡する。
 自分だけで判断に迷う時には、関係者に呼びかけて相談する。
 それぞれ、当たり前のことですが、意外と徹底できません。

 第二問です。
 次のケースで、報連相が必要な理由は何でしょうか?

 ① 指示された仕事の進捗
 ② 工事が完了した
 ③ 工期を延長せざるを得ない
 ④ 紹介されたお客様の商談の進捗
 ⑤ クレームの発生
 
 前職の会社の社長からは、こう教えられました。
 「あれどうなった?」と聞かれたらNG。
 自分が報告を受ける立場で考えれば、報連相の必要性に気付く筈です。

北風と太陽

 本日は、公益社団法人愛媛県宅地建物取引業協会の第10回通常総会です。
 小職は監事として、総会前の議決権行使書および委任状の開封から立ち合います。

 一昨年秋からの混乱を経、難産の末、新執行部は誕生しました。
 それから半年、公正な理事会運営が定着し、協会は平穏を取り戻しつつあります。
 また、弁護士や行政書士等の第三者を加えた問責委員会が発足し、長きに渡った混乱の総括を行っており、今日の総会でも中間報告が成される予定です。
 さて、収拾と収束とを見据える協会内には、北風と太陽の如く、強硬派と穏健派が存在します。
 

「混乱の余波を引き摺ったまま、理事の擁立が叶わない地域があるのは望ましくない。
 前執行部の方々は既に理事を退任し、一定の社会的制裁も受けているのだから、罪を憎んで人を憎まず、速やかにノーサイドとすべき。」
 これが穏健派の意見です。
 
 一方、十数年前にも争訟を経験しながら、類似の問題が再発したのは幕引きが甘かったから、という声もあります。
「定款違反により争訟に発展し、理事会や総会の度重なる空転を招き、公費を無駄に出費したことについては、相応に償われなければ成らない。
 二度と同じ過ちを繰り返さないために、責任の所在を明らかにすべき。」 
 これは、これで正論です。

 あちらを立てれば、こちらが立たず。
 究極のジレンマの中で、大変難しい手綱捌きが求められていることは間違いありません。

 何れにしても今日は、私憤ではなく公憤、政争ではなく政策、過去のしがらみではなく未来のヴィジョンを語る、建設的な総会と成ることを祈念しています。

黒歴史の夜明け

 過日、一般社団法人松山宅建協会の総会に参加してきました。

 総会とは言いながら出席できるのは、松山に本社のある会社の代表のみです。


 NYホームは、松山の三支店で加盟し、相応の会費を払っています。
 しかし、被選挙権も、選挙権も与えられず、総会出席すら叶いません。

 この度、南洋建設を松山で本社登録したことで、晴れて出席できた次第です。


 本総会には、前職時代も含め過去数回出席していますが、その都度、混乱・紛糾していました。

 国会の比ではない、野次、怒号、怪文書、不規則発言、恫喝・・・。

 業界団体としてのヴィジョンや政策を訴えるべき総会で、重箱の隅を突き、揚げ足を取り、足を引っ張り合う。

 すべからく政争の具としてきた、黒歴史です。


 三年程前は、議長が決まるまでに二時間を要し、13時から始まった会は、日が暮れても着地が見えませんでした。

 それが今年は、何と開式から僅か30分で終了するシャンシャン総会。


 勿論、シャンシャンが良い訳ではありませんが、少なくとも良い方向に向かいつつあるのは確かでしょう。

 週末に控えた、公益社団法人愛媛県宅建協会の総会でも、建設的な議論を祈念しています。

バトンをつなぐ仕事

 社内において、コミュニケーションは極めて重要です。
 そこには、シーンに応じて心掛けるべきポイントがあります。

① 率直かつ建設的
 オフィシャルな場では言葉を呑み込んでおいて、陰で不平不満を口にするのは最低です。
 言いたいことがあれば、率直に意見しましょう。
 とはいえ、何でも言って良いということではありません。
 過去の失敗に固執するのではなく、自戒と自省を踏まえ、これからどう改善するのかにフォーカスすべきです。
 また、お互いの納得と理解を積み上げる、建設的なコミュニケーションを図るには、知識の習得が必須と成ります。
  
② 冷静かつ客観的
 良好なコミュニケーションを阻害する、好き嫌いの感情や先入観は捨て去りましょう。
 大事なのは、貴方の主観ではなく、客観的な事実と分析です。 

③ 礼節と尊重
 先ずもって我々は皆、企業人です。
 お客様は勿論のこと、上司や、目上の方に対する、礼節を失ってはいけません。
 ビジネスパートナーは、例え一人親方であっても一国一城の主です。
 失敗を繰り返す、未熟な後輩や若手社員にも、各々人格があります。
 腫物に触る様に接する必要は無いまでも、人として尊重すべきでしょう。

④ 自己責任
 仕事は、陸上のリレーの様なものです。
 バトンを受け損ねることもあります。
 リードを守り切れないこともあるでしょう。
 しかし、どんな場合も誰か一人のせいではない筈ですし、結果は連帯責任。
 直接的にバトンを落とした選手だけじゃなく、全員が自己責任で受け止められるチームこそが強く成ります。

 仕事上の同士は、友達よりも家族よりも、長い時間を共にします。
 であるならば、互いに尊重し、尊敬し合える関係を目指したいものです。

成功循環モデル:後編

 社長として、手をこまねいていた訳ではありません。
 何とかしたいという思いから、次々と施策を打ち出しました。


 ・ 感謝の気持ちを全社員メールで伝える、「ほメール運動」

 ・ コミュニケーションの一環として出社時に交わす、「ハイタッチ運動」

 ・ ファミレスでモーニングを食べながら行う、「店長朝会」

 ・ 月初1日に行う、「月間目標店長面談」

 ・ 感受性を高めるための、「DVDセミナー」

 ・ 誕生日に社長から社員に贈る、「本のプレゼント」

 ・ 隔月で定休日の午前中に行う、「全社会議」

 ・ 店長や社員と共に参加する、「中小企業家同友会」「倫理法人会」

 ・ 全社員に1~2枚書き綴る、「封書の年賀状」

 ・ 定期的な飲み会、ぶどう狩り、鵜飼、高知日帰り研修

 ・ そして、毎日社長の考えを発信する拙文、「今日の言葉」・・・


 恥ずかしながら、社員の不評をかったものや、社長自身の根気が無くて続かなかったものも多々あります。

 今もなお続いているものは、ほんの一握りです。

 一連の施策の内、何が効果的であったのかは検証できません。

 それでも現在のNYホームは、いつの間にか「グッドサイクル」を実現できている気がします。

 勿論、「バッド」が「グッド」に転換した最大の要因は、現社長を始めとした各店長および社員の皆さんの頑張りでしょう。


 最後に、一つだけ言えることがあります。
 時代はソーシャルディスタンスが求められますが、社員とのコミュニケーションは密が不可欠です。      以上

成功循環モデル:前編

 ダニエル・キム教授の提唱する、成功循環モデルを学びました。
 
 成功循環モデルとは・・・
 『関係の質』→『思考の質』→『行動の質』→『結果の質』→『関係の質』・・・

 成果を得るために、いきなり結果の質だけを求めると、関係や思考が悪化し、成果を遠ざけてしまいます。

 【 バッドサイクル(対立)】
 ① 結果の質 : 成果があがらない、失敗
 ② 関係の質 : 対立、他責、責任の押しつけ
 ③ 思考の質 : 思考停止、受け身、失敗回避
 ④ 行動の質 : 自分最適、消極的、傍観者
 ⑤ 結果の質 : 更に結果が出ない・・・

 成果を得るには、まず社内の関係の質を改善することです。

 【 グッドサイクル(対話)】
 ① 関係の質 : 対話、お互いに尊重、コミュニケーション、相互理解
 ② 思考の質 : 気付き、良いアイディア、失敗を恐れない、チャレンジ精神
 ③ 行動の質 : 自己責任、積極的、当事者、新たな挑戦、助け合い、指導教育
 ④ 結果の質 : 成果の実感、評価、褒賞
 ⑤ 関係の質 : 信頼関係の高まり・・・

 12年前に創業した、NYホームの営みに照らしてみると腑に落ちます。
 創業から数年間は低業績で、退店は三店に及び、社員の背中も何十人と見送ってきました。
 社内の雰囲気は、まさしくバッドサイクルだったと思います。             つづく

民意の最大公約数

 祝祭日等、平日の休みにTVを見ておりますと、ただただ辟易と致します。
 民法各局は朝から夕方まで、概ね「ワイドショー」か「TVショッピング」です。
 

 ワイドショーの中身も、コロナ禍や災害等の不安を煽るか、芸能人のゴシップを掘り下げるか。
 政府や政治家を攻撃したかと思うと、返す刀で失敗した芸能人をこき下ろす。
 見ていても、聞いていても、決していい感情に成りません。

 批判するMCやコメンテーターの皆さんは、どれだけ清廉な生き方をされてきたのか。
 仕事とは言いながら、心が病まないものかと心配に成ります。

 そんな中TBSは、今春の番組改編で、新たに生活情報バラエティーを投入。
 「日本で一番明るい朝番組」を謳い文句に、他局のワイドショーとは一線を画した構成で勝負しています。
 
 ところが、この視聴率が振るいません。
 勿論、その番組自体に、難がある可能性もあるでしょう。
 しかし、結局ゴシップの方が視聴率が取れる・・・という仮説の検証は、余りにもおぞまし過ぎます。

 マスコミ報道に洗脳され、取り違えた若者達が、したり顔でインタビューに答えます。
 「偉い人達もやってるので、自分達だけ我慢するのは馬鹿々々しい。」
 世間はどうあれ、大事なのは自分自身の行いです。

『米国民の同胞よ、貴方の国が貴方のために何ができるかではなく、
 貴方自身が、貴方の国のために何ができるかを問うて欲しい。
 全世界の同胞よ、米国が貴方のために何をするかではなく、
 我々が、人類の自由のために、一緒に何ができるかを問うて欲しい。』  J・F・ケネディ 

 誰かの落ちぶれ行く姿に溜飲を下げ、誰かの愚行に倫理観を引っ張られ、誰かの批判によって憂さを晴らす様な真似を、民意の最大公約数としては成りません。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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