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半沢ロスの理由

 半沢ロスというか、日曜の楽しみの喪失感に苛まれている一人です。
 何故、あんなに支持されたのでしょう。

① 勧善懲悪
 俗に水戸黄門的と申しますか、危機的な状況を乗り越え、最後には悪党を懲らしめる。
 漫画的で単純ながら、そこに溜飲を下げる痛快さがありました。

② 全十話に凝縮
 下手なドラマなら、分割して希釈するボリュームを、全10話に凝縮した中身の濃さや、展開のスピード感こそが真骨頂です。

③ 一話完結的
 クライマックスがCMまたぎとか、続きは次週といった感じで引っ張ることの多い、まどろっこしいい世の中にあって、毎週エピソード毎に簡潔する爽快感が堪りません。
 
④ プロレス的リアリティー
 フィクションであることは承知しながらも、リアリティーを感じさせる組織の描き方が絶妙でした。
 帝国航空の再建は、明らかにJALがモデル。
 箕部幹事長、白井大臣、スパイラルや電脳雑技団の社長も、誰かに似ている気がします。

 歌舞伎界からの配役や話題のフレーズの連呼は、狙い通りでしょう。
 そして何よりも、コロナ禍で疲弊し、苦しんでいる一般大衆にとって、悪事を働いて利権を独占する輩を成敗してくれる半沢に託す思い入れは、単なるドラマの域を超えていたようです。
 
 地位よりも、名誉よりも、お金よりも大切なもの。
 それは、いかに生きたいか、いかに生きるべきかを問う、生き様です。 
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愚者は経験に学ぶ

 昨年10月4日の専務理事電撃解任劇から一年。
 この拙文でも度々取り上げてきた、愛媛県宅建協会の混乱が、昨日の臨時総会でようやく終息しました。

 二年に一度の改選期に当たる今年は、本来であれば5月の時点で新たな体制に引き継がれるべきところです。
 総会に諮る議案について、理事会の採決を省略するという前政権の暴挙により定期総会が空転。
 
 その後、新政権が引継ぎ、やり直し理事会を行ったものの、総会前に前政権派とされる理事が総退陣。
 定数割れと成ったために、補欠選挙を余儀なくされます。
 時間と手間とお金をかけて開催された昨日の総会は、文字通り三度目の正直と成りました。
 これは紛れもなく歴史に残る汚点です。
 
 「もう終わったことは水に流すべき。」
 そうした声もあります。
 しかし、某代議員の方は、今回の混乱の元凶をこう分析しました。

 「十二年前にも被選挙権剥奪を巡る、似たような会員と協会との争訟があった。
 最終的に協会は敗訴し、会員の納めた多額の会費を無駄にした。
 であるにもにも関わらず、原因究明を怠り、説明責任を果たさず、再発防止が図られなかった。
 だから歴史は繰り返される。」

 『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』 オットー・ファン・ビスマルク

 今回の混乱の原因が何であったのか。
 その責任の所在は誰にあるのか。
 これは今後、問責調査委員会を通じて明らかにされる筈です。

 小職も、これまで3期6年務めた理事を退任し、新体制では監事を拝命します。
 誤った過去を省み、明るい未来を切り拓くために、微力ながら尽力する覚悟です。 

先生への招待状

 その先生が5年生の担任と成った時一人服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年が居た。
 中間記録に先生は、少年のわるいところばかりを記入するようになっていた。
 ある日、少年の1年生からの記録が目に止まった。
 「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強も良くでき、将来が楽しみ。」とある。
 間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。

 2年生になると「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する。」
 3年生では、「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする。」
 3年生の後半では、「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる。」
 4年生になると、「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力を振るう。」・・・
 先生の胸に激しい痛みが走った。
 駄目と決めつけていた子供が突然、深い悲しみを生き抜いている生身の人間として、自分の前に立ち現れてきたのだ。
 先生にとって、目を見開かれた瞬間であった。

 放課後、先生は少年に声をかけた。
 「先生は夕方まで教室で仕事をするから貴方も勉強をしていかない?
 判らないところは教えてあげるから。」
 少年は初めて笑顔を見せた。それから毎日、少年は教室の自分の机で予習・復習を熱心に続けた。
 授業で少年が初めて手を挙げた時、先生に大きな喜びがわき起こった。少年は自信を持ち始めていた。

 クリスマスの午後だった。
 少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。後で開けてみると、香水の瓶だった。
 亡くなったお母さんの使っていたものに違いない。
 先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。
 「ああ、お母さんの匂い! 今日は素敵なクリスマスだ!」

 6年生では、先生は少年の担任ではなくなった。
 卒業の時、少年から一枚のカードが届いた。
 「先生は僕のお母さんのようです。 そして、今まで出会った中で一番素晴らしい先生でした。」

 それから6年。
 「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担任して貰って、とても幸せでした。
 おかげで奨学金を貰って、医学部へ進学することができます。」

 10年を経て、またカードが届いた。
 そこには、先生と出会えたことへの感謝と、父親から叩かれたことがあるから患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。
 「僕はよく5年生の時の先生のことを思い出します。
 あのまま駄目になってしまう僕を救って下さった先生を神様の様に感じます。
 大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、5年生の時に担任して下さった先生です。」

 そして1年後。届いたカードは、結婚式の招待状。
 「母の席に座ってください。」と一行書き添えられていた。・・・  

 鈴木秀子先生談 「月間 致知」より  

11年前の今日の言葉

 家の中を整理していたら、11年前、前職の会社で子会社の社長を務めていた当時、社内インフラでupした「今日の言葉」が、紙ベースで出てきました。
 2009年1月17日。
 リーマンショック後の混乱の時期であり、民事再生法申請の4日前です。

【 「起きた事は凡て良い事」
 今、世界は、激動・激変の真っ只中にいます。
 そんな中、不安や焦燥に囚われたりもしますが、諸行無常の教えの通り、世の中は基本的に常ならぬものですし、思い通りにもならないものです。
 ワタミの渡邉美樹社長は、そうした人生の原則を踏まえた上での心構えを自著「強く、生きる」の中で、次の様に語っています。

 「成功とは決して、失敗しないことではない。
 諦めない限り、失敗は失敗のままで終わらず、次なる成功へのステップになる。
 失敗と成功とは対極ではなく、メビウスの輪の様に地続きのものだ。
 成功が失敗の要因と成り、失敗から成功が生まれる。
 楽は容易に苦に転じ、苦あれば必ず楽がある。
 悪いことが起きたからといって、いつまでも落ち込む必要は無いし、
 良いことがおきたからといって、いつまでも浮かれてはいけない。
 起きたことの本当の良し悪しは、時間の経過を待たないと判断できない。」

 目先の事象に一喜一憂するのではなく、人生を長期的なスパンで捉え、起きた事を凡て良い事とする思考こそが、真の幸福を引き寄せるのでしょう。
 また、著名なインドの劇作家カーリダーサは、次の詩を残しています。

 「 昨日は夢に過ぎず
   明日は予感でしかない
   精一杯生きた今日は、
   すべての昨日を幸せな思い出に変え
   すべての明日を希望の見取り図とする 」

 いかなる時も、今が最良と考え、今に最善を尽くす。
 生きることは、意外にシンプルなものかもしれません。 】

 11年前も変わらぬ説教臭さに我ながら辟易とするものの、今に合致する内容ではあります。

棒ほど願って針ほど叶う

 成功哲学の分野では、一念が通じることや、願いが叶うことを説く教えも少なくありません。

 代表的なのは「ナポレオン・ヒル」氏の、「思考は現実化する」でありますし、
 地元愛媛が生んだ巨星「坂村真民」氏の至言、「念ずれば花ひらく」もそうです。

 こうした教えに対して、否定的な方もいらっしゃいます。
 一つは、「困った時の神頼み」的に、自らの努力を怠っていると捉える、他力依存の解釈。
 もう一つは、非科学的な精神論と捉える、虚無的な解釈。
 どう受け止めようと個人の自由ですが、個人的には心が貧しいと感じます。
 
 大前提として、思考しない限り、ことは成就しません。
 先ずもって、「どうせ無理だ」と可能性を否定した段階で、希望は潰えます。
 念ずることで、念じ続けることで、言動が変わり、徐々に成果が引き寄せられる・・・。
 誰しも、自らの半生を振り返り回顧すれ、大なり小なりそうした成功体験があった筈です。

 ダスキンの創業者「鈴木清一」さんの著書「祈りの経営」に、次の一節が記されていました。

 「棒ほど願って針ほど叶う」

 そう、一つ願って一つ叶う、百を願って百叶う、そんな安直ではありません。
 百の思いで願って、千の努力を重ねて、やっと一つ叶う。
 それが人生というのものでしょう。

最も大事な要素

 過去、20年以上に渡って会社を経営されていた方とお話しする機会を頂きました。 
 希望に満ちて起業したものの、様々な試練を経てその会社を清算。
 その後、一社員の立場として経営を支えて来られた、双方向の視点は貴重です。

 「これまでの経験を踏まえて、経営にとって最も大事な要素は何だと思いますか?」
 この質問にその方は、少し考えてから答えられました。
 「やはり利益です。」

 綺麗ごととしての回答は、幾らも有ったでしょう。
 理念、お客様、社員・・・。
 しかし、波乱万丈の経営に携わり、夢と現実との狭間でもがき苦しんだからこそ、その解があります。

 いわずもがな会社は、営利を求める集団です。
 商品開発、顧客サービス、社員の昇給、雇用の維持・・・。
 どれだけ高邁な理念を掲げたとしても、利益が無ければ何もできません。

 そういう意味において、利益は会社存続の必要条件です。
 とはいえ、利益さえあれば良い・・・というのも違います。
 即ち、それは充分条件ではないのです。
 
 もっと言えば、利益は手段です。
 目的ではありません。
 手段が目的化した時点で、会社は間違った方向に舵を切ります。
 
 自らが生み出す付加価値によって世の中に御役立ちし、
 必要とされるからこそ会社は生かされる。

 会社の存在意義。
 手段と目的。
 混乱の世の中だからこそ、原理原則だけは見失いたくないものです。

過ちて改めざる

 間違いを正当化するつもりはありませんが、人間は大なり小なり間違いを犯します。
 人は間違える生き物です。
 間違いを省み、戒める。
 それもまた人です。
 
 古今東西、飲酒のトラブルは枚挙に暇が有りません。
 先日も、アイドルグループの元メンバーが、飲酒運転で交通事故を起こし報道されました。
 この方は、二年前にも酒にまつわるトラブルを起こし、引退を余儀なくされています。
 その時、「二度と飲まない」と語っていたにも関わらず、残念な限りです。

 地位も、名誉も、仕事も、家族も、そして仲間達に御膳立てされた復帰の機会も・・・。
 お酒によって、多くの大切なものを失くしてしまいました。

 一方で、模範となる事例もあります。
 7年前、酒に酔ってタクシー運転手に暴行を加えた容疑で逮捕された、元サッカー日本代表は以降禁酒を誓い、人気タレントとして活躍されています。

  「過ちて改めざるそれを過ちと云う」  孔子

 その意味はというと・・・。
 過ちはだれでも犯すが、本当の過ちは、過ちと知っていながら悔い改めないことである。

 胸に刻むべき言葉です。 

目白押しの語源

 今日から新たな週の始まりです。

 近年、不動産会社の代表を務めつつ、グループ会社の経営管理を三年間兼務しました。
 昨年10月以降、宅建協会での混乱はご存じの通りです。
 今年の8月から経営管理の仕事を解かれ、間髪入れずに建設会社の代表に就任。
 
 決算、経営計画発表会、株主総会・・・。
 息つく間もなく、今期になだれ込んでいます。
 昨日までの四日間は、久々にゆっくりさせて頂きました。

 東京から長男が帰ってきたものの、暫くは自粛期間としているため、一緒に出かけることもありません。
 朝のウォーキング、花壇の剪定、散髪、買い物、モーニング・・・。
 
 正直申し上げると、時間を持て余す、まとまった休みは不要です。
 どちらかというと、均等にばらして貰った方が、心も身体も休まります。
 その反動で、三日しかない休み明けは懸案が目白押し・・・。
 
 「半沢直樹」の様に、最後の最後で大団円と成るか。
 始まったばかりの今期、序盤にして最大の正念場。
 アドレナリン全開&フルスロットルで臨みます。

 ちなみに目白押しの語源は、朝の通勤ラッシュ時に目白駅で駅員が、あぶれた乗客を押し込んだ・・・からではなく、鳥の目白が秋から冬にかけ、群れをなして押し合いへし合い木に止まる様子から来ているそうです。

飛込営業に学ぶ

 自分は、基本的に愛想の無い、面倒臭がりやな人間です。
 飛び込みのセールスが来ても、殆ど相手にしません。
 気が向くと会う程度です。

 先日、一人のセールスが来社された際、たまたま時間的に余裕があったのでお会いすることにしました。
 特に期待していなかったものの、蓋を開けてみると丁度タイムリーに欲している案件です。
 歯切れの良い、打てば響く回答で、一転して前のめりにお話しをお伺いしました。

 これまでに何度かこうした経験をしています。
 我々は建築・不動産を扱っていますが、真に売っている商品は情報。
 勿論、今時ですから、インターネットでも情報は得られます。
 しかし、こちらから会いに行くにしても、来られた方にお会いするにしても、面談以上に濃い情報ソースはありません。 

 飛び込み営業は、情熱・熱意・執念・勇気の要る仕事です。
 同じ営業を生業とする相手に対して、敬意を表する意味でも、邪険にすべきではないでしょう。

 この歳になって恥ずかしながら、新たな気づきに自らを戒め省みています。

習慣化する摂生

 暦的には、4連休真っ只中。
 休み→休み→休み→休み→仕事→仕事→仕事→休み→休み。
 9日中6日が休みです。 

 大工見習をしていた16歳の頃は、一ヶ月休み無しで、夜も残業続きということもありました。
 職人時代は、原則週休一日。
 盆と正月を合わせても、年間休日は70日前後でしょう。
 会社員と成ってからも、営業職は水曜日が休日で、祝祭日は書き入れ時です。

 今や年間休日120日超。
 まさしく隔世の感があります。

 若い頃は、休み無しでも、残業続きでも、寝不足でも問題なかった気がします。
 毎晩飲みに出ては、店の経営者の方々と、深夜営業の店でアフターすることも・・・。
 今は、寄る年波に勝てず、無理のできない身体になりました。

 朝こそ、5:00頃から活動を開始していますが、夕方になると電池切れ。
 夜もTVを見ながら寛いでいると、早い時には21:00前に寝落ちしていたりします。

 理性的な判断と、責任の自覚と、リスク管理の観点から・・・とかではありません。
 身体のナビに従い、知らず知らず習慣となった摂生。
 いやはや歳は取りたくないものです。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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